【五輪/野球】長谷川一雄氏「東京かシカゴなら公開競技の形でも…」 加盟国の活動費大幅削減確実で、野球の国際的普及の停滞避けられず 

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【IOC】「東京かシカゴなら公開競技の形でも…」

 「2016年の五輪がシカゴか東京で開催される場合には、公開競技の形でも野球を実施して、
将来の復活に向けて世界に魅力をアピールしたい」。プロアマ各団体構成で五輪競技復活を
目指す「全日本野球会議」の普及振興委員長で、日本プロ野球組織(NPB)の長谷川一雄
事務局長は、新たな道を模索する意向を明かした。

 大リーガーの派遣の確約されず、落選確実の声が多かった。今後、国際野球連盟(IBAF)に
加盟する約120の国と地域では、活動費の大幅な削減が確実で、競技の国際的な普及も
停滞が避けられない。

 アテネ、北京の両大会で日本代表の主将を務めた宮本慎也内野手(ヤクルト)は
「今まで五輪にあった野球がなくなってしまうのはさみしいし、残念です」とコメントした。(田中充)

◆アテネ五輪日本代表監督の長嶋茂雄氏「ロンドン大会での野球競技除外が決定して以降、
2016年大会でのオリンピック復帰を願ってきただけに、今回推薦を得られなかったことは、
残念でなりません。しかし、野球の素晴らしさを世界中の人々に理解してもらうためにも、
今後も球界を挙げて五輪復帰に向けた活動を続けていく必要があると感じています」

◆王貞治・前ソフトバンク監督「再度五輪にという強い気持ちで取り組んでいただけに残念で
ならない。ただ、野球の振興や国際的な普及という取り組みに終わりはない」

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090813/oth0908132351015-n1.htm