アウエーの湘南ベルマーレ戦(9日)はゲームを制しながらも相手の1発に沈み、第2クールで3敗目。
前節の甲府戦で終了間際に追いついてドローに持ち込んだだけに、なんとも悔しい結果となりました。
横浜、草津、湘南と続いた関東遠征。夏休み中とあって、関東在住の家族連れが鳥栖ゴール裏に目立つようになりました。
佐賀出身者やスポンサー企業関係者、選手の親族や出身クラブの後輩たち。この日もサポーター集団を
囲むようにざっと200人が陣取り、チャントの歌詞カードを手に声援を送ってくれました。
立っているだけで汗が流れる蒸し暑さの中でキックオフ。前半から鳥栖のサイド攻撃が機能し、
湘南を押し込む展開にゴール裏は沸き立ちました。深く切れ込んでのセンタリングやアーリークロス、ロングシュート。
その勢いでつかんだCK、FKもなかなか得点に結びつかなかったけれど、守備は安定しており「勝てる」と感じていました。
しかし、数少ないチャンスを決めたのは湘南。それでも最後まで「俺たちがついてる、さあ共に闘おう」とチャントを歌い、
コールで励まし続けました。
この敗戦で3位とは勝ち点差11。昇格争いにからむには厳しいけれど、「挑戦権」を失ったわけではない。
第3クールの闘い方次第でチャンスが巡ってくると信じています。試合後、ゴール裏に来た選手たちには
「あきらめずにやるぞ」などと、サポーター1人1人がそれぞれの思いを言葉にして掛けていました。
(続く)
http://www.saga-s.co.jp/news/sagantosu/sagan_column09/sagan_column_shifuku09.0.1377114.article.html