【サッカー/コラム】サガン鳥栖、J1昇格への「挑戦権」を手放すな

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1鳥φ ★
アウエーの湘南ベルマーレ戦(9日)はゲームを制しながらも相手の1発に沈み、第2クールで3敗目。
前節の甲府戦で終了間際に追いついてドローに持ち込んだだけに、なんとも悔しい結果となりました。
横浜、草津、湘南と続いた関東遠征。夏休み中とあって、関東在住の家族連れが鳥栖ゴール裏に目立つようになりました。

佐賀出身者やスポンサー企業関係者、選手の親族や出身クラブの後輩たち。この日もサポーター集団を
囲むようにざっと200人が陣取り、チャントの歌詞カードを手に声援を送ってくれました。

立っているだけで汗が流れる蒸し暑さの中でキックオフ。前半から鳥栖のサイド攻撃が機能し、
湘南を押し込む展開にゴール裏は沸き立ちました。深く切れ込んでのセンタリングやアーリークロス、ロングシュート。

その勢いでつかんだCK、FKもなかなか得点に結びつかなかったけれど、守備は安定しており「勝てる」と感じていました。
しかし、数少ないチャンスを決めたのは湘南。それでも最後まで「俺たちがついてる、さあ共に闘おう」とチャントを歌い、
コールで励まし続けました。

この敗戦で3位とは勝ち点差11。昇格争いにからむには厳しいけれど、「挑戦権」を失ったわけではない。
第3クールの闘い方次第でチャンスが巡ってくると信じています。試合後、ゴール裏に来た選手たちには
「あきらめずにやるぞ」などと、サポーター1人1人がそれぞれの思いを言葉にして掛けていました。

(続く)
http://www.saga-s.co.jp/news/sagantosu/sagan_column09/sagan_column_shifuku09.0.1377114.article.html
2鳥φ ★:2009/08/11(火) 15:05:48 ID:???0
(>1の続き)

サッカーは、いくら攻め続けてもゴールがなければ勝てません。手を使えないフィールドプレーヤーが
オフサイドルールの下で、相手守備をかいくぐりゴールを目指すのは至難の業。
普通のプレーではなし得ないものだけにゴールは「奇跡」と言っていいくらいです。

だからこそ、前節の甲府戦のヤマタク(山田卓也)のような得点に感動するのだろうと思います。
湘南戦では良いゲームをしたけれど、あと一歩が足りなかった。それは、確率が低くても可能性に賭けるチャレンジや、
自らリスクを背負う積極性なのかもしれません。サポーターとしてもあと一歩を生み出す応援が必要で、
それが共に闘うという意味だと考えています。