【サッカー/釜本邦茂】世代が上がるにつれてJリーグユース出身選手の比率が落ちる この現象は無視できないのはないかな?

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1近藤マッチョマンφ ★
Jリーグユースは恵まれすぎているのではないか
http://www.asahi.com/sports/column/TKY200908070296.html

この現象は無視できないのはないかな? 18歳以下(U18)→20歳以下(U20)→日本代表と世代が上がるにつれて、
Jリーグユース出身選手の比率が落ち、高校出身選手の割合が多くなる。例えば、6月下旬のU18日本代表候補の
トレーニングキャンプのメンバーは、23人中15人をJリーグユースの選手が占めたのに対し、U20の世代による
韓国での水原国際ユーストーナメント(8月2日〜6日)の日本代表は、19人中7人がJリーグユース出身。
そして、6月のワールドカップ予選の日本代表になると、Jリーグユース出身は26人中6人だけになる。

Jリーグユースは、トップチームと接点を合わせ、個のテクニックを中学世代から伸ばそうとする。
チームも必然的にテクニック重視の編成になる。実際のJリーグが1週間置きに試合することを
想定して練習しているから、夏の連戦はダメや。

一方、高校は正月の全国高校選手権と夏のインターハイ(高校総体)に出ることを目標にする。
3年という短期間で、チームの中でその選手が機能するよう、どうにかしようとする。個よりもチームだ。
技術面の問題を差し置いても、ハードなサッカーに耐えられる選手を作らざるを得ない。
パワー、メンタルを鍛えて、「行けーっ」となる。だから、夏の連戦は高校の子はインターハイで慣れておる。
高校の指導者はそこを植え付けている。かつて帝京高校を率いた古沼貞雄さんは、そのことをはっきり言っていた。
「Jリーグユースの子はうまいけど、うまいだけ。力強さ、メンタルの強さは訓練されていない。
高校の子はうまくなくてもメンタルの強さでカバーしている」と。
それがJリーグに上がった時、本質的にプロの世界で頑張れるかを分ける要素なのよ。

>>2-10に続く
2近藤マッチョマンφ ★:2009/08/09(日) 22:06:05 ID:???0
>>1の続き

善し悪しはある。Jリーグユースはコンディションを考えながら技術を高める。
高校はぶっ倒れたら水をかけてでもやるぞ、というくらいの気迫で臨み、テクニックで勝てないとなると、
「この野郎!」と思う気持ちでカバーする。だから、両方兼ね備えればいい。
中学・高校時にメンタル的に鍛えられた奴は、それが大人になってもずっと残る。
今は草の根の底辺のところで指導者がたくさん出てきているから、小学生段階で技術は身についている。
とすると、Jリーグユースも技術だけでなく、高校と同じくそのハードな部分をやらな、手落ちやで。

加えて、Jリーグユースはある意味で恵まれすぎているのではないか。いい天然芝のグラウンドがあり、人工芝もある。
対して高校は土のグラウンドで走り回らなければならない。高校は、そんな文句はいっていられない。
プロになってからどんな状況でもやってやるという部分で、差が出てくるような気がする。
アウエーの荒れたグラウンドで国際試合を戦わなくてはいけない状況でも、高校出身の選手たちは、
「グラウンドがデコボコだ。こんなのやっていられるか」とはまず言わないだろう。


しゅうりょー