華やかなバカンスが欠かせないイタリア人ですが(バカンスがモティベーションとなって一年中働く人もいます!)、
カルロ・アンチェロッティは今年、ちょっと変わった夏休みを過ごすことになりました。
カルレット(アンチェロッティのニックネーム)さんはチェルシーに移籍することを踏まえて、昨シーズンの途中から
英語の勉強にチャレンジしていたものの、成果はさっぱり。会話の練習を兼ねて、ベッカムと英語での
コミュニケーションを試したところ、「監督、なんて言ってるのかさっぱり分かりません。
英語じゃなくて、まるで別の言葉を習ってるんじゃないですか?」と
(これまたマンチェスター訛りバリバリの英語で)突っ込まれてしまったこともあったとか。
その後、ロンドンに住む娘のカティアさんのアドバイスや、ミランの通訳から受けた専門用語のレクチャーのおかげもあって、
少しはマシになったそうですが、まだまだチェルシーの選手やスタッフと満足のいく対話ができるレベルには達せずじまい。
これじゃヤバいと感じたカルロおじさんは、オランダはアイントホーフェンの田舎にある修道院に籠って、
ストイックに超集中的英語コースを受けることを決心したのです。カルロのおじさんが入る修道院は、
以前から短期間で英語をマスターする必要がある人向けにこうしたコースをやっていることで知られてまして、
修道院生活を送りながら朝から晩まで英語の勉強にどっぶり浸かって暮らすというシステム。
施設内にはテレビやネット、新聞といった気を散らす物は一切なく、もちろん泊まる部屋や食事も修道院だけあって
非常に質素なのです。とにかく英語以外のことは考えてはいけない、という厳しい設定なわけなんですが、
カルレットさんは「ダイエットにもなって“グー”かも」とのんきなことを言いながら修道院入りを果たしました。
さて、その成果とは……? カルロのおじさんは本当にダイエットと英語習得に成功するのでしょうか。
http://news.livedoor.com/article/detail/4272658/ http://image.news.livedoor.com/newsimage/d/b/db4a751d25b754bda2058b2c796ff9f6.jpg