【プロ野球】ロッテのスカウト「最低でも井端、良くて井口になれる高校球児がいる」
ロッテが今秋のドラフト上位候補として、明豊高の今宮健太内野手(18)をリストアップしていることが26日、分かった。
すでに1位では、花巻東高・菊池雄星投手、法大・二神一人投手のどちらかを指名することが濃厚。外れ1位も含め、上位での指名を検討している。
今宮は高校通算62発のスラッガー。投げては149キロ右腕だが、球団は内野手として評価。
50メートル6秒1の俊足と遠投120メートルを誇る強肩に、球団関係者は「井口の後釜として考えている。
最低でも、中日・井端ぐらいの選手にはなれる」と明言。石川副代表がすでに2度、直接視察するなど、熱視線を送っている。
02年1位の西岡以来、若手の内野手が育っていないとあって、若手の新たな象徴として、今宮の獲得に全力を挙げる。
◆今宮 健太(いまみや・けんた)1991年7月17日生まれ。18歳。大分・別府市生まれ。
幼稚園時に「別府大平山少年野球部」で野球を始め、明豊中3年時に全国大会出場。
明豊高では1年夏から「1番・遊撃」でレギュラーをつかみ、内野手と投手の両方で活躍。
甲子園には07、08年とセンバツ出場。171センチ、70キロ。右投右打。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20090727-OHT1T00006.htm