【サッカー】セルジオ越後「秋春制の前にJ3の導入を」「犬飼会長は就任してからまだ何もやっていない」

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1鳥φ ★
J1は第18節を終えた時点で鹿島が2位以下に9ポイント以上の差をつけて首位に立っている。
これから差が縮まる可能性はあるが、独走状態と言ってもいいだろう。鹿島は確かに安定感のあるチームで、
他に比べて抜けているかもしれないが、昨シーズンから大幅に選手を入れ換えたわけでもなく、
現状維持と少しの上積みに成功したという形だ。鹿島が強くなったというより、その他のチームが崩れた結果、
というのが現在のリーグ戦ではないかな。

現状維持に成功したチームが首位を走っているというのが、Jリーグの問題を端的に表している。名古屋もG大阪も、
不景気で予算はダウンした。その状態で、チーム力の大幅アップは期待できない。親会社中心の予算社会が
招いた当然の現象だろう。セミプロリーグっぽくていいんじゃないか、なんて皮肉も言いたくなるよ。

平均観客動員も減っている。観客が減ると、Jリーグは各チームに配る分配金の額を下げる。
Jリーグ本部の黒字のために、チームが赤字を背負っているんだ。これではリーグとしての積み重ねはないし、
リーグがますます閉塞していくのは当然だよ。

Jリーグは果たして危機感を持っているのかな。チェアマンは任期が終わればさようなら。ある共通理念の下に
次やその次のチェアマンなりが決まっていくのならいいけど、どうもその場しのぎの感が否めないね。

そんな中で、協会の犬飼会長がシーズン秋春制移行の話題をまたぶり返した。閉塞感を打破したい思いも
あるのかもしれないが、公約として任期中にどうしても全うしたいだけなんじゃないかとも思うね。
彼は就任してからまだ何もやっていないに等しいわけだし。

(続く)
http://footballweekly.jp/archives/864271.html
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