プロゴルフ界でわが世の春を謳歌(おうか)していた“あの”ジャンボ尾崎(62)が
今、苦しんでいる。ゴルフ関係者、ギャラリーから“落ちた英雄”の目撃情報が
複数出てくるなど、その周辺はキナ臭い。ジャンボに一体何が起きているのか。
輝かしい実績のあるジャンボだが、よく知るスポーツ用品会社関係者は、「ここ最近、
急速にしぼみ始めている」と指摘するのだ。確かに、今年に入って計7戦に出場しているが、
途中棄権が2試合、予選落ちが3試合。残りの2試合はやっと予選通過するも54位、56位と
惨憺(さんたん)たる結果しか残せていない。
かつてのあの飛ぶ鳥を落とす勢いがあったジャンボからすれば、まさに地獄に
落ちてしまったといっても過言ではないのだ。
「周囲では“ジャンボさんはボケが始まってしまった”といわれているんですよ。
ボーッと一人でレストランのいすに長時間座っていることがあったり、
練習場でも、クラブを握らずにただベンチに座って、遠い目で他人が打つボールの
行方を目で追っているなんてことがあるんです」(同)
さらに、驚くことが起こっていた。あるギャラリーが目撃談を語る。
「ティーグラウンドでこれからティーショットを打つというときに、ティーを刺すのではなく、
ボーッとしてマーカーを出してティーグラウンドに置きそうになったことがあったんですよ。
おいおいジャンボさん、グリーン上と間違えちゃったのかよ、大丈夫かよと、
そこにいたみんなが凍りつきましたね。あれにはホント驚きました」
ほかにもトーナメント関係者によると「スコアの数え間違いなんてしょっちゅうですよ。
まぁ過少申告グセは昔からですけど(笑)」とのこと。
さらに、石川が優勝した先日のミズノオープンが開かれた兵庫・よみうりカントリーは
アップダウンの激しいコースだったため、ジャンボは終始悲鳴をあげていたという。
「ちょっと坂を上がっただけでフーフー言っていたのでビックリしましたね。ここにきて体力が
一気に低下してしまったみたいです。
http://npn.co.jp/article/detail/27666730/ http://npn.co.jp/img/article/thumb1/30/276667301.jpg