【サッカー/コンフェデ杯】「また来たい」と思わせてくれた南アフリカのボランティア

２週間半前、「無事生きて帰れますように」と祈るような気持ちでヨハネスブルクの空港に
降り立ったのだが、どうやら何事もなく大会を終えることができそうだ。
決勝戦のキックオフまで約２時間というころ、メディアセンターの中ですっかり僕はリラックスし、
暇つぶしの相手を探し出す。すると「中田くん。アクレディテーションがないよ!?」と、
突然友人記者に指摘された。
選手、役員、ボランティア、メディアら、大会関係者の全員が首からぶらさげているのが
アクレディテーション。これが僕のパスホルダーからこつ然と消えていたのだ。
盗まれたのか？　落としたのか？　お金やカメラなら分かるが、メディアセンターの中で
アクレディテーションを盗む意味はない。しかしパスホルダーからアクレディテーションが
抜け落ちる可能性も低い。その消えたトリックは分からない。
ぼうぜん。しかし友人たちの励ましもあって気を取り直し、アクレディテーション発行センターへ
駆け込み、少し無愛想な現場責任者に泣きつく。その現場責任者はボランティアに指示した。
「彼はメディア向け決勝戦観戦チケットと記者会見チケットを持っている。ということは確かに
さっきまでアクレディテーションを持って、メディアセンターの中にいたということだ。
すぐに再発行してやれ」

盗難・紛失届けすら省略された、迅速かつ柔軟性にあふれた対応で、さっきまでの不安は
すぐに吹き飛んだ。おかげで素晴らしい決勝戦を堪能できた。

今回のアクレディテーション再発行の件は、ブログで載せるべきような“ちょっといい話”の
類である。コンフェデレーションズカップはそんな“ちょっといい話”がいっぱいあった。
僕のアクレディテーション紛失に気付いてくれた友人記者も、開幕前、小汚い食堂で
１００円程度のお釣りを受け取り忘れたのだが、店員が彼を一生懸命探し回ってお釣りを
届けに来てくれたことに感動し、「ちょっといい話だ」と喜んでいた。そんな積み重ねが
南アフリカに対する怖いイメージを和らげていく。
しかしどうやら日本人のメディア関係者が大会期間中、ホールドアップ（銃を突きつけられて
強盗に遭うこと）に遭ったらしい。１回の犯罪は、“ちょっといい話”の積み重ねを一気に
崩してしまう。

>>2-以降に続く

それでも大会ボランティアのホスピタリティー精神と向上心は大したものだったと思う。
困っていそうな人がいれば、「どうしたんだ？」と聞きにやってくる。
開幕戦、チケットカウンターで僕のチケットが行方不明になった。単にボランティアの
整理不足だったのだが、このときは取材者も少ないころ。「このボランティアのレベルだと
前途多難だな」と思ったものだ。しかし翌試合からチケット管理はすぐに改善された。
観客席の場所探しも最初は戸惑っていたが、決勝戦の日はボランティアが次から次へと
チケットをバトンのように手渡ししながら、観戦者を指定の席まで誘導していくという、
今まで経験したことのない技を見せてくれた。
そういえば南アフリカ代表のサッカーも、最初の１、２試合はひどいものだったが、
どんどんチームの呼吸が合っていき、いつの間にかレベルアップしていた。
ピッチの上で戦った南アフリカ代表も、裏方として頑張ったボランティアも日に日に
そのレベルを上げていったのである。
今から思えばお土産をねだるボランティアも当初はいたが、すぐにそういう声は
聞かれなくなった。ある日、僕はボランティアの１人に「写真を撮ってほしいのですが」と
頼んだのだが、彼はそそくさとシャッターを押してくれた。フレンドリーなボランティアが
多い中、ちょっと意外な対応だったが、彼は素早く僕にカメラを返すとこうささやいた。
「僕らはこういったことを禁止されているんだ」。それでも頼まれたことは断らなかったのだ。

ボランティアに限らず、南アフリカで出会った人たちは皆オープンでフレンドリーで、
楽しい人たちばかりだった。せっかく南アフリカに来たのなら、ぜひ現地の人との
触れ合いも楽しんでほしいところ。しかしまた、凶暴な人間も少なからずいるのだから、
どんどん積極的に付き合うべきとは決して言えない。ならば、まずはボランティアの
服を着た人たちとの接触を試みてはどうか。彼らは皆、困った人を放って置けない
優しい性格をしている。そして外国人とのコンタクトを求めている。

大会は終わった。セキュリティーチェックのボランティアは、僕がアクレディテーションの
再発行を受けて、決勝戦を無事観戦できたことを喜んでくれた。「来年、必ずまた会おうな」と彼。
僕は南アフリカ式の握手で応える。
「おーい、あと１人乗れるぞー」。遠くからボランティアが、早く来てサントン地区までの
シャトルバスへ乗れと叫んでいる。来年に向けて交通・宿泊・治安の問題は残ったが、
やはりまた来たいものだと思った。

-Toru Nakata from South Africa-

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20090629-00000026-spnavi-socc.html

>>４

本番に向けての仕掛け罠だろ

> ２週間半前、「無事生きて帰れますように」と祈るような気持ちでヨハネスブルクの空港に
> 降り立ったのだが、

よく読めよ金子

それは、お前が男だったからレイプされなかっただけの話。

実はいいところなんやな
信じていいんやな？

日本では無礼をはたらくと侍に斬られます

ドイツ人記者が事故死＝コンフェデ杯サッカー

　【ヨハネスブルク29日時事】サッカーのコンフェデレーションズカップ取材のため南アフリカを訪れていたドイツ人男性記者が交通事故に遭い、29日死亡した。国際サッカー連盟（FIFA）のブラッター会長が明らかにした。
　24日にブルームフォンテーンで行われた準決勝、スペイン−米国戦に向かう途中、自動車事故に遭い、手当を受けていたという。同会長は「非常に悲しいこと」と弔意を表した。　
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/10southafrica/preliminary/headlines/20090629-00000183-jij-spo.html

これ、本当に事故だったんだろうか？事件を事故として隠してるってことはないよね

スカパーでこいつが言ってたが、ヨハネスブルクの駅には近づくな、ということらしい
電車とバスを利用するにしてもヨハネスで乗降するなと。

郊外のショッピングモール周辺なら安全　

(;∀;)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

殺される人も出るんじゃないの？

自殺志願者だろそれ

>しかしどうやら日本人のメディア関係者が大会期間中、ホールドアップ（銃を突きつけられて>
>強盗に遭うこと）に遭ったらしい。
これだけで十分ですｗｗｗツアー代金ただでも行きませんからｗ

> 日本人のメディア関係者が大会期間中、ホールドアップ（銃を突きつけられて
> 強盗に遭うこと）に遭ったらしい。

だめじゃん

こんな記事で金がもらえるのか…

これからどんどんこういう記事出てくるよ

>>17
金がもらえるからこんな記事書くんだろ

ハエの音がうるさすぎる

来年度なら50インチの薄型テレビが買えるだろう。渡航費用で。

現在、南アフリカ在住の日本人領事が、

「鉄道など公共交通機関の利用は危険、鉄道で犯罪に合わないのは僧侶と修道女のみ」と言ってる訳だが

危険なエリアをさければ大丈夫なんて、常識だろ。世界の。
日本みたいにどこも似たような治安なんてありえないし。

>>22
大使館なんて誰も信用してないからｗ　現地の日本人も。

和姦にもっていくテクがすごかったのか？

これはあれだろ。
サッカーを見に行くだけならまだ安全なほうだが、ちょっとでも色気を出して
他の観光でもしようものならいつ即死モードに入ってもおかしくはないってことだろ？

>>17
いわばＣＭデレクターに金を払うみたいなものだから

読者が読みたい記事ではなく
スポンサーが読ませたい記事に金が生まれるものだ

>>1
本田△のコラム全部書いてた人じゃん。
中田徹氏

中田徹氏はカスライターと違って文才あるよな。
本田△の記事見てると

「次来る時は、お金沢山持って来てね」

いい話だとは思うが
>しかしどうやら日本人のメディア関係者が大会期間中、ホールドアップ（銃を突きつけられて
>強盗に遭うこと）に遭ったらしい。１回の犯罪は、“ちょっといい話”の積み重ねを一気に
>崩してしまう。
やっぱこれはまずいと思うんだな

日本人メディア関係者なんて100人いるかいないかなのに強盗にあってしまうのか。

>選手、役員、ボランティア、メディアら、大会関係者の全員が首からぶらさげているのが
>アクレディテーション。これが僕のパスホルダーからこつ然と消えていたのだ。

>しかしどうやら日本人のメディア関係者が大会期間中、ホールドアップ（銃を突きつけられて
>強盗に遭うこと）に遭ったらしい。

>開幕戦、チケットカウンターで僕のチケットが行方不明になった。

>「僕らはこういったことを禁止されているんだ」。それでも頼まれたことは断らなかったのだ。

問題ありすぎだな。

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　　　　　　　　　 .}.||||　| ! l-'~､ミ　　　　｀)
　　　　　　　　 ,＜.}||| il／,‐'liヾ;;ミ　　　'´⌒V＾'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
　　　　　　　　.{/ﾞ'､}|||/／　 .i| };;;ミ
　　　　　　　　Y,;-　　 ｰ､　　.i|,];;彡
　　　　　　　　iil|||||liill||||||||li!=H;;;ﾐミ
　　　　　　　　{　 く；ｧｿ　 '';;,;'' ﾞ};;彡ﾐ
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　　　　　　　 　 ﾞi　}~~　｝ ';;:;li,　ﾞiミミミ=三＝-;;;;;;;;;''
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＞困っていそうな人がいれば、「どうしたんだ？」と聞きにやってくる。

正直、これが一番怖いと感じるｗ
治安の悪いところでは特になぁ…

>>1
うーん・・・
フランスの時はチケット無いまま行って、雰囲気をたっぷり満喫
日韓の時は無事に日本戦以外の3試合を観戦
ドイツの時は初めて日本戦を観戦できた

来年はテレビ観戦だなｗ

>>23

山谷とか浦和とか川崎とか例外も…

>>1
＞盗難・紛失届けすら省略された、迅速かつ柔軟性にあふれた対応

盗難や紛失を管理するシステムなんて無いんだろ

↑
南アへＷＣを見に行く予定の人
南アへ行かずテレビ観戦予定の人
↓

大学の先輩がW杯本戦に向けて旅行会社の仕事で南アフリカに行ってたらしいけど
通常の渡航勧告以外にどこまで注意勧告をするか決めかねるような場所だって言ってた
パックツアーで確保したホテルがダブルブッキングする事なんて日常茶飯事だけど
南アフリカの場合は代替にするホテルが危険極まりなかったりするらしく
約款に定められた事項だけでは不満が出ても仕方ない環境･･･らしい

いわゆる高級ホテルでも窃盗くらいは当たり前らしいから、
現地に行く人は気をつけてね。

この人の記事は面白い
読み入ってしまう

ドイツのドルトムントは楽しかったな〜スタジアムの周りはきれいな公園になっていたし
もうみんなお祭り騒ぎで、いろんな知らない人達といっぱい写真撮って笑って
試合は途中から見ていられなかったけど、帰りの空港では釜本さんと写真も撮れたし

なぜああもハイだったのかと思うと、次の南アは絶対行くの無理、と思っていたので
２大会分満喫しようと頑張ったんだわ

＞アクレディテーション。これが僕のパスホルダーからこつ然と消えていたのだ。

＞開幕戦、チケットカウンターで僕のチケットが行方不明になった。

＞お土産をねだるボランティア

＞どうやら日本人のメディア関係者が大会期間中、ホールドアップ（銃を突きつけられて
＞強盗に遭うこと）に遭ったらしい。

無理です＞＜

>>10
これこのことだよね。↓

第９回　コンフェデ杯成功の陰で（６月２８日＠ヨハネスブルク） （２／２）
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/confede09/text/200906290003-spnavi_2.html
車中、隣に座っていたドイツ人のベテランフォトグラファーが、ふとしたことで、友人のジャーナリストが大会期間中に「不幸なアクシデントによって」死亡したことを語り始めた。
ブルームフォンテーンでの出来事らしい。
「そこらじゅうが血だらけだった。それなのに、警察も救急車も、なかなか来てくれなかった。信じられないことだ」。
そんなニュースは聞いていないという意見に対しては「ＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）は、いいニュースしか伝えていない。これは本当の話だ」と、ベテランフォトグラファーは興奮気味に断言した。

宇都宮の記事だと28日には死亡してるのだが、公式発表だと29日にされたのかな。
まあ、決勝戦終わるまで報道止めてたんだろうねえ。

>>44 ID派手だな

プレ大会で規模も小さくごく少数のメディア関係者しか行ってないのに強盗の被害者いるって・・・
本大会でどれだけの被害者が出るか想像できないんだが・・・

必死だなｗ
いくら掴まされたんだか
これでバカが身包み引っぺがされて行方知れずになるのが確定したわ

>>10
ヨハネスブルグのガイドラインにそんな項目があったような・・・

> ・車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する。

んで結局いいところなのかね？それとも殺されそうになる危険なところなのかね？
いったいなんなんだね？？

強盗に会って「おまえ中田っていうのか」

なんだ金子さんじゃないのか

今回はヌルーします
といっても一度もサッカー観戦なんかしたことないけど

>>26
これまでも南アフリカ観光は普通に行われてる訳で。
日本からのツアーも普通にある。

>>53
普通に『ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン及びダーバン
　　　　：「十分注意してください。」（継続）』
だと
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2009T128

今回もエジプト代表・ブラジル代表が試合中にホテル荒らされてるんだぞ
代表チームのセキュリティすら確保できないなんておそろしや