【芸能】冬の時代を迎えたスポーツタレント 「使いたくないCMタレントランキング」では中田英、北島康介らスポーツ選手が上位に

このエントリーをはてなブックマークに追加
1少年法の壁▲φ ★

“冬の時代”を迎えたスポーツタレント(ゲンダイネット)

かつての隆盛ぶりはどこへやら……。テレビからスポーツタレントの姿が消えている。
プロ野球引退後にタレントに転身し、一時はバラエティー番組に出まくっていた元巨人の定岡正二や宮本和知、
元オリックスのパンチ佐藤、元ヤクルトのギャオス内藤といった面々は、いまや仕事が激減中だ。

宮本は土曜早朝の「ズームイン!!サタデー」と、同局系列のCS放送「G+」でレギュラーを持っているが、
かつてのように地上波のゴールデンタイムに登場する機会はほとんどない。
佐藤は「ジャンクSPORTS」からたまに声がかかる程度で、ローカル局への出演、
パチンコ屋の営業、講演活動に精を出している。

定岡は地元・鹿児島で結成したアマチュア野球チームの監督業、内藤はラジオ解説がメーンという状況だ。
元巨人の元木大介のように大手芸能プロに所属して活躍中のタレントもいるが、気の毒なことに
「クイズ!ヘキサゴンII」の企画で長縄跳びをやって転倒し、アキレス腱を断裂する重傷を負ってしまった。
「彼らはいずれもプロ野球選手にしてはしゃべれるし、面白いといわれていた連中で、
しょせんはにぎやかしの宴会要員です。タレントとして通用するはずがない。消えていくのも当然です」(作家の吉川潮氏)

経費節減が加速しているテレビ局では、番組制作費が大幅にカットされて出演者のギャラも抑えられている。
テレビ関係者からは「中途半端なスポーツタレントを使うくらいなら、もっとギャラが安い上に、
あれこれむちゃな注文もできる若手芸人を使った方がよっぽどいい」という声が上がっている。
これからスポーツタレントはますますお呼びがかからなくなるだろう。

また、広告代理店が有力企業175社にアンケート調査した「使いたくない男性CMタレントランキング」が
「週刊現代」に掲載され、1位・中田英寿、2位・北島康介、3位・朝青龍、4位・秋山成勲と、スポーツ選手が上位を占めた。
サッカー、水泳、相撲、格闘技のトップ選手もソッポを向かれているわけだ。
スポーツタレントにとっては厳しい時代である。
この惨状を見て、安易にタレントに転身するスポーツ選手が減ってくれればいいのだが。
http://news.livedoor.com/article/detail/4222844/