グラストンベリー・フェスティバルの創始者、
マイケル・イーヴィスが、2年後の引退を表明した。
’70年、農場主だったマイケルが自身の農場で
個人的に始めたグラストンベリー・フェスティバル。
以後、およそ40年にわたりフェスを切り盛りしてきた彼も、早73歳に。
以前は80歳を迎える’15年までは現役を続けると宣言していたが、
このたび英『ガーディアン』紙のインタビューに応えたイーヴィスは、
’11年まで“あと丸2年”指揮をとり、あとは娘のエミリーおよび
彼女の婚約者のニック・デューイにバトンタッチするとの計画を告白。
引き継ぎ作業は順調に進んでいるという。
とはいえ、「今も俺が担うべき重要な役割はあると思ってる。
たとえ現役を退いたとしても、下水溝のこととか、ゴミ問題、
リサイクルについて心配してしまうだろうな」と未練をのぞかせた。
一方で、ギター・バンドが中心だった同フェスに、ヒップホップ界から
ジェイ・Zをヘッドライナーに迎えるといった画期的な試みを行ない、
賛否両論を巻き起こした’08年について、彼の希望していたレディオヘッドの
出演がダメになった際、もしエミリーのアドバイスに従って
ジェイ・Zをブッキングしていなければ、同年のフェスは中止になっていたかもしれないと発言。
「彼女が気のきいたアイデアを持ってるのを知ってたから、
俺はそれに賛同するよりほかはなかった。
俺にしてみれば、それが最後の賭けだったんだ」と彼は振り返っている。
なお、今年のグラストンベリーはいよいよ今週末(6/26〜28)に開催となる。
■ソース
http://www.vibe-net.com/news/?news=00381586 ■グラストンベリー・フェスティバルオフィシャルサイト
http://www.glastonburyfestivals.co.uk/ ■関連スレ
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