【野球】群馬県、プロ野球公式戦を誘致するため県営敷島球場を大改修へ 大沢知事「(茨城・栃木と)『北関東シリーズ』をやってみたい」

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1そまのほφ ★
 県は22日、県営敷島球場(前橋市)に来季以降、プロ野球公式戦を誘致するため、7億円をかけて
グラウンドや観客席などを大改修する方針を固めた。同球場では今年3月21日、巨人が12年ぶりに
西武とのオープン戦を行い、前橋工出身の渡辺久信監督効果もあって1万8000人近くが来場して
盛り上がったことから、公式戦誘致に寄せる県民の期待は大きいと判断した。
7月6日開会の県議会臨時議会で改修費を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案を提出する予定で、
可決次第、誘致活動を本格化させる考え。

北関東シリーズを 県庁昭和庁舎で開かれた県幹部と自民党県議団の懇談会で大沢知事が表明した。
知事は、巨人が07年6月に茨城・ひたちなか市民球場で51年ぶりに公式戦を行い、今年6月16日には
栃木・宇都宮清原球場で2年連続となる公式戦を行い、いずれも盛況だったことを紹介。
「北関東自動車道も開通するので、敷島球場と合わせて3県で『北関東シリーズ』をやってみたい」
などと意欲を語った。

 7億円は、経済対策を主眼とする国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を充てる方向だが、
工期はオフシーズンになるとみられる。来季誘致に向けて年度内の完工を目指すという。

 県幹部によると、担当者はすでに巨人サイドに今年3月のオープン戦当日のほか、6月に宇都宮清原球場で
埼玉西武戦が開かれた際に接触。公式戦誘致に必要な具体的な施設整備として、
年間を通じたグラウンドの芝養生や、金属製の柵に緩衝材をあてるなど選手のけが防止策が求められたという。
巨人と平行して、渡辺監督率いる西武の誘致も目指している。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090623-OYT8T00349.htm