【音楽】「人生に乾杯を！」勤め人の思い　酒場巡り熱唱　…仲山卯月さん（３３）　２月には３週連続有線リクエスト１位も

　リストラされた元サラリーマンの男性歌手が、ギター片手に飲み屋を巡る「流し」で歌い続けた歌が、
不況が深刻化した昨秋以降、じわじわと人気を集めている。会社勤めの悲哀を知った男性が紡ぐ
“サラリーマンの応援歌”で、今では有線リクエストの上位に入っている。今夜も多くの人が耳を傾け、
酒を酌み交わす。

　〈あなたに乾杯しよう〉。

モツ焼きの香り漂う東京・恵比寿の飲み屋街「恵比寿横丁」。
今月４日、がやがやとした空気の中で、哀愁漂うギターのメロディーと歌声が響いた。

　曲の名は「人生に乾杯を！」。歌うのは、仲山卯月さん（３３）。「コーヒーカラー」という二人組での
歌手活動の傍ら、２年前から流しで歌い続けている。

>>2以降につづきます

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/news/20090619et01.htm
流しとして「人生に乾杯を！」を歌う仲山卯月さん
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/photo/ET20090619105247520L0.jpg

>>1つづき

　中学からバンドを始め、大学卒業後も音楽を続けたがデビューはかなわず、見切りをつけて
コンサルタント会社に就職。営業マンになったが、毎日のように飛び込み営業をしては追い返された。
疲れ切って会社に戻ると、上司や同僚が「一杯どうだ」と誘ってくれた。酔っぱらって愚痴を言い、
励まし合って家路に就いた。それが「明日もがんばろう」という活力になった。

　「サラリーマン生活も悪くないな」。そう思えるようになった入社３年目の２００２年夏、
「事業所を閉鎖する」と告げられた。不採算部門が切り捨てられたのだ。「また道を閉ざされた」と
肩を落とす仲山さんに、一緒にリストラされた上司がこう言った。「お前には夢があったろう」。
酒場で愚痴を聞いてくれた彼の言葉に、仲山さんは再び音楽を始めることにした。

　以前はバラードやロックを歌っていたが、「今度は働く人を勇気づける歌を作りたい」と思った。

　〈勝ち組　負け組　人によっては色々あるけど
　　 つまらない区別や劣等感も　ごちゃまぜにとにかく歩いた月日〉

　サラリーマン生活の思い出を歌詞に込めた。レコード会社に売り込み、０４年秋にＣＤ発売へと
こぎ着けたが、思うように売れなかった。「少しでも歌う機会を」と流しを始め、かつての自分のように
酒で憂さを晴らすサラリーマンの前で演歌や歌謡曲を歌った。合間に「人生に乾杯を！」を披露すると、
意外に反応が良く、しみじみと聴き入る人もいた。昨秋頃から、リクエストが有線放送やラジオ局に
寄せられるようになり、今年２月には３週続けて有線リクエストチャートの１位になった。

（つづく）

>>2つづき

「不況で給料は減りましたが、この曲を聴くと元気が出ます」
「自分が今日までがんばってこられたのは、仕事後の同僚との一杯があったからです」。
リクエストはがきには、そんな言葉も添えられているという。

　〈戸惑いを飲み干して　またひとつ酔えばいい　別れの悲しみを　寂しさを　
　　 切なさを背負うたび人は皆　人生に慣れていく〉

　「人生にはつらいこともあるけど、がんばっていれば乾杯してうまい酒を飲める。生きる力をこの歌で伝えたい」。
そんな思いで、流し以外の仕事が増えた今も、仲山さんはこの曲を酒場で歌い続けている。

６月２３日（火）、東京・銀座 博品館劇場でワンマンライブを行う予定。
詳細はこちらで：http://www.worldapart.co.jp/coffeecolor/top.html

（了）

この曲、数年前からラジオから聞こえてきてた
今になってブレイクとは・・・

グラシアス・アラヴィータのパクリ？

>>4
5年くらい前にラジオでヘビロテされてたよな

コーヒーカラー良かったんだけどな。
見切りつけてたとは知らなかった。

くっせー左派ソング

定期的にこの曲の記事が出るよな
流行ったのもうだいぶ前なのに

HEY!HEY!HEY!で見てCD買ったな

ＳＴＶラジオでかかってたな

けど随分前だけど