卓球のジャパンオープン・荻村杯第2日は12日、和歌山市・和歌山ビッグホエールで行われ、
女子ダブルスの福原愛(ANA)石川佳純(ミキハウス)組が、陳思羽、侯雨伶組(台湾)に4−1で快勝し1回戦を突破。
男子ダブルス1回戦では、世界選手権銅メダルの水谷隼(明大)岸川聖也(スヴェンソン)組が、
ハベソーン(オーストリア)コソフスキ(ポーランド)組を4−2で破った。
女子シングルス1回戦では、世界選手権でベスト8入りした石川が、予選勝ち上がりの韓国選手に敗れた。
14歳でプロツアー初挑戦の谷岡あゆか(エリートアカデミー)も韓国選手に屈した。福原、平野早矢香(ミキハウス)は順当勝ち。
男子シングルスでは、水谷、吉田海偉(個人)、松平健太(青森山田高)の世界選手権16強勢が2回戦へ進んだが、
14歳の丹羽孝希(青森山田中)は格上の韓国選手に退けられた。
▽丹羽孝希
追いつけても最後の1本を取れないのが力の差。
僕はパワーがないので、ラリーになると押されてしまう。
▽谷岡あゆか
この大会で技術面や、自分のタイミングの大切さを学んだ。
目標の予選突破ができてうれしかったが、次は目標を高く持って挑みたい。
○…男子シングルスで世界ランキング61位の18歳、松平健太がストレート勝ち。
相手のコルベル(チェコ)は同39位で、96年アトランタ五輪4位の38歳。
これまでの対戦で1勝1敗だった相手に快勝し、「下がらず前に出て、相手をついてこさせなかった」と喜んだ。
世界選手権では4回戦で北京五輪覇者の馬琳(中国)と、また世界選抜の一員として中国選抜と対戦した今月
上旬の大会でも世界選手権準優勝の王励勤(中国)と、いずれも敗れたが最終ゲームまで競る健闘。
「レシーブができればどんな選手とも互角に戦える」と自信を深めている。
■画像:女子ダブルスの国内デビュー戦を勝利で飾り、笑顔の福原(左)・石川組
=和歌山市の和歌山ビッグホエールで2009年6月12日、森園道子撮影
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/images/20090613k0000m050063000p_size5.jpg ■引用元:毎日jp 毎日新聞 2009年6月12日 20時48分(最終更新 6月12日 21時52分)
http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20090613k0000m050060000c.html