【書籍】「語り出したら、それぞれドラマを持っているんです」 ”アジアのトイレ評論家”斉藤政喜さんの最新刊「東京見便録」 [05/29]

　シェルパ斉藤のペンネームでも活動するアウトドア作家・斉藤政喜さん（４８）は「アジアのトイレ評論家」の顔も持つ。
最新刊「東京見便（べん）録」（文芸春秋）では、江戸前の排せつ事情のウンチクを披露。未知なる便器を探す旅を続ける斉藤さんは
「トイレの話って、実はみんな好き。語り出したら、それぞれドラマを持っているんです」。食事中の読者の方は、くれぐれも後回しに。

　ブヒッ、ブヒヒッ！　ズボンを下ろしてかがみ込んだ斉藤さんは、またの間に見える豚の表情に恐れをなした。石垣の中で鼻をぬらして
「ごちそう」を待ちわびている。「あまりにもヒワイな画（え）に、恐怖を感じました。そんなに僕の（ウンチ）が欲しいのか、と。
本当はウンチってウマイんじゃないかと真剣に考えちゃいましたよ。人生観変わりました」。
ブツを放つと、着地する前にガツガツと完食された。ヒマラヤの山を越え、谷を越えてたどり着いたネパールの山村で体験した「豚トイレ」。
話題の家畜は、時にインフルエンザの発生源になり、時に便器にもなる。世界は広い。

　アジア８か国を旅し、５５のトイレを紹介した「東方見便録」（９８年）は一時、ネットオークションで２万円で取引される伝説の本となった。
「観光地は無視で、初めからトイレありきの旅。トイレの話って実はみんな好き。語り出したら、それぞれドラマを持っているんです」。
中国の流しそうめん式、インドネシアの魚（食用）トイレ、インドの列車内垂れ流しスタイル…。「もの出す人びと」の数だけ物語があった。

　舞台を東京に移した続編では、標高２０１７メートルに位置する都内最高峰トイレ、目黒雅叙園の超高級「竜宮城トイレ」などをリポート。
ＳＭホテルのＭ字開脚用便器では実際に手足を縛ってもらい、己に潜む軽いＭっ気にも気付いた。「鏡に映る自分の姿を見て、考えさせられました」

（>>2以降へ続く）

■画像：シェルパ斉藤こと作家の斉藤政喜さん
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20090529-978039-1-L.jpg

■引用元：スポーツ報知　2009年5月29日06時01分
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090529-OHT1T00023.htm

（>>1の続き）

　奇想天外なケースばかりではない。
世界中を旅してきた旅人には、感動的な排せつ体験もある。「３０過ぎの頃、サハラ砂漠で出したのがナンバーワンです。
満天の星が広がっていて、灯りも生命の気配もない場所で出す開放感といったら…」。思わず全裸になってコトを実行した。

　逆に、ネパールを自転車で旅したときは、珍しがる地元民の目から逃れるのに苦労した。
下痢をしてトイレを探しても付いてくる。「ウンチだからあっち行って！」と言っても追い掛けてくる。
何度も「現場」を目撃され「あれは恥ずかしさナンバーワンでした」

　もっと面白いトイレはないか―。無限の興味が斉藤さんの心をつき動かす。
「東京と大阪では違うかも知れないし、山奥や島でも違うはず。もう一度アジアも見て回りたいなあ」。便器を巡る冒険は続く。

◆斉藤　政喜（さいとう・まさき）１９６１年３月２５日、長野県松本市生まれ。
４８歳。大学卒業後に「シェルパ斉藤」の筆名で執筆を開始。著書に「シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅」「耕うん機オンザロード」など。
八ケ岳山麓で自ら建てた家に住む。家族は妻と２男、犬と猫。

（了）

『東京見便録』　文・斉藤政喜　イラスト・内澤旬子　文藝春秋　定価（税込）1500 円

誰？

自ら建てた家じゃねぇだろ
嘘ばっかり

トイレのウンチクか

これは読んで損は無い。絶版かもしれないが。

中村 浩
糞尿博士・世界漫遊記 (現代教養文庫)

トイレ評論家って女性もいたよね
天野なんとかって人

シェルパ斉藤っていたなー
こんなことしてるのか

と思ってBE-PALスレ見に行ったら微妙に叩かれててﾜﾛﾀ

東方見便録

ぬるぽ

>>10
ガッ

こいつはなんかあざといんだよな
オヅラに似てる
常に何かをかぶっているという点も共通しているな

ID:8PzR0vb40

ooo

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