世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチは26日、東京・ディファ有明で行われ、
チャンピオンの内藤大助(宮田)が挑戦者で同級10位の熊朝忠(中国)に3−0で判定勝ちし、
5度目の防衛に成功。大場政夫の持つ、同級の日本人王座防衛最多記録に並んだ。34歳
8カ月の内藤は、自身の持つ世界王座の国内最年長防衛記録を更新。戦績は40戦35勝
(22KO)2敗3分けとなった。
序盤は有効打を重ねた内藤だが、バッティングで左右のまぶたを切った中盤から動きが鈍り、
6回には相手の右にダウンを喫した。それでも終盤に持ち直し、かろうじて逃げ切った。
試合は当初は中国・上海での開催を予定していたが、会場の使用手続きに不備があったため、
急遽東京開催に変更。異例のワンマッチで行われた。
http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/090526/mrt0905262038010-n1.htm