【野球】真弓阪神ないない尽くし

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2ホピ族の洛セφ ★
不人気に泣いているのは球団だけではない。在阪のスポーツマスコミ、テレビ局も同じである。
スポーツ紙の販売部数は今年に入って前年比で90%を割り込む社が続出しているという。

4月の阪神主催試合のナイター視聴率は、関西地区で昨年の15.2%から0.1ポイントダウン
の15.1%(ビデオリサーチ社のデータに基づいて算出)。5月に入ってさらに数字を
落としているという。さる在阪マスコミ関係者が「チームの低迷だけじゃなく、
真弓監督にも不人気の原因がある」と、悲愴感(ひそうかん)を漂わせてこう言う。

「近年の新聞不況、テレビ視聴率の低下に、阪神の低迷が追い打ちをかけている。
その上、岡田前監督よりも華があると思われていた真弓監督に面白みが全くない。
試合前にほとんど話さない上に、星野元監督のようなリップサービスもない。試合後のコメントも
『そやね』とか『あとヒットが1本出ていれば』とか中身がなく、当たり障りのないことばかり。
記事にしづらい。死活問題ですよ」

地味で目立たないから人気が出ない。そんな真弓監督について、さる阪神のOBがこう評する。
「真弓は現役時代、太平洋、クラウン(当時)で6年間、阪神で17年間それぞれプレーしているが、
現役時代から『阪神で外様選手が息長くプレーするには、自らの言動で波風を立ててはいけない』
という考えが強かった。だから、真弓は遊撃から二塁、そして右翼、一塁と捕手以外はすべての
ポジションを守ったが、フロントや首脳陣には一度も文句を言わなかったと聞いている」

外様ゆえに身につけた「処世術」が、阪神の監督になった今、不人気という結果に跳ね返っているのか。
だが、人気球団である阪神の監督は、試合に勝つということだけに限らず、
「チームの顔」としてファンサービスも求められる存在。勝てない上に、人気がない真弓監督には、
そもそも阪神監督という大役は荷が重過ぎたのかもしれない。