【文芸】作品中の作家名でミステリ大賞　牧薩次こと辻真先さん [05/19]

　第９回本格ミステリ大賞（小説部門）に輝いたのは、牧薩次著『完全恋愛』（マガジンハウス）。
が、１３日の受賞者会見に姿を現したのは、ミステリー作家でアニメの脚本家としても知られる辻真先さんだった。

　「牧薩次がちょっと忙しいもので、私が連帯保証人として出てまいりました」

　こんなあいさつに、会場は爆笑に包まれた。というのも、牧とはそもそも、辻さんのミステリーに登場する作家の名前。
今回、ある「たくらみ」を持って、名義に使ったというのだ。

　「（女性誌も多い）マガジンハウスで出すなら、ミステリーより恋愛の方がタイトルの座りがいい。
でも辻真先だと、ラブストーリーは面はゆく、照れくさくて書けないからね」

　だからといって手は抜かなかった。「それじゃあ詐欺みたい。馬の前にニンジンをぶら下げるなら、
それはおいしくなければ。（牧の名で書くのは）これ１本のつもりなので、それなりにリキが入った」という。

　現在７７歳。この作品が「男の花道になる」とも考えていたというが、
この受賞で「これからも書かなきゃいかんと背を押された。もう少し頑張ってみます」。

引用元：YOMIURI ONLINE　読売新聞 2009年5月19日
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090519bk05.htm

本格ミステリ作家クラブ
http://honkaku.com/

関連過去スレ
【文芸】小説部門は牧薩次さん「完全恋愛」、評論・研究部門は円堂都司昭さん「『謎』の解像度」に決まる。第9回本格ミステリ大賞[05/13]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1242214345/

ホシってなんだか魅力的！

77歳にしてこの艶のある言葉

辻真先ってそんな年だったのか

昔のアニメのほとんどに辻真先の名前がある
スゲー

ソノラマ文庫で、この名前の学生探偵を主人公にした子供向けのひどいミステリー書いていた事は忘れない

アナグラム

迷犬ホームズ

>>6
ひどい？　冗談言うな、名作ぞろいじゃないか！
特に本格ミステリ不毛のあの当時としては、ほとんど唯一の存在だった。
噂を聞きつけて、初めてソノラマ文庫を買った大人の推理ファンがいっぱいいたぐらい。

辻真っ先の本て面白いんだ
タイトルがなんたら特急殺人事件みたいなのばっかりだから
西村京太郎と同じ種類だと思って敬遠してた

>>10
西村京太郎もトラベルミステリ書くまでは面白いのもある
ミステリ作家は多作化すると一気に駄作乱発するからなあ

>>西村京太郎もトラベルミステリ書くまでは面白いのもある

「やさしい脅迫者」とかかな。
あれはオチも以外だげど、その背景となるものがよく考えられててホロッとさせられる。

中学生の時に読みまくったな・・・・ポテトとスーパーが結ばれるとは
(;ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧしながら読んだ

>>11
駄作連発さっかになるか、何年も待たされるかの二択だからな。

>>5
第1話はとりあえず辻に書いてもらうってのが多かった
ペンネームのせいかどうかは知らんがw

辻真先のアナグラムか。

辻真先って昔、漫画の原作者名でよく見かけた気がする

ミステリーは横溝ぐらいしか読んだ事ないんで全くわから
ん。

>>13
微妙にエロい作品が多いんだよな。

20年前ぐらいにこの人のシリーズ物を読んでた気がする
全くもって思い出せないが…

アニメのノベライズの初めの頃はほんとんどがこの人の仕事だった気がする
子供心には正直あんまり面白くなかったけど

荒木飛呂彦が岸辺露伴名義で賞もらうようなもんか。

>>13
ついこの間、NHKの深夜推理ドラマで久しぶりにその名前を聞いた

辻さん未だに今のアニメ見てるからな、凄い爺だ

森末慎二がシリスエモンジ名で賞をもらうようなもんですね

まさかこの名前を芸スポ板で目にするとは

仮題・中学殺人事件読後の虚無感は一生忘れない

まだ現役だったんだな