【相撲/コラム】 理想を語る横綱、語らない横綱 [05/11]

　三月場所が終わって、五月場所が始まる前に、興味深いことがあった。

　白鵬の口から、目指すは双葉山という言葉が出たのだ。その前後のくわしい言葉までは報道されなかったが、
真の意図は明確に伝わってきた。

　つまり、谷風とか太刀山とか、角聖と呼ばれる伝説の人々とは別に、私くらいの年齢の人間なら、
現実の存在として“見た”相撲界の巨峰に、白鵬が挑んで見せたいと口にしたわけである。

　双葉山の六十九連勝の栄誉は、相撲にさしたる興味を特に持たない人間でも知っているだろう。
揺るぎなき成果として、その価値を疑う人もないことは明らかである。青年横綱の白鵬がそれを口にする以上、
自分の名誉がかけられていることも重々承知だと思える。

　そこに、興味深いことが浮かび上がって来る。
西側の横綱朝青龍の口からは、白鵬の発言に類するような言葉が聞こえて来ないことなのだ。

　遠く伝説に近い過去の中に去った人間を、自分の目標としても致し方ないと考えているのか。
自分が追い求めている栄誉は別種のものだと考えているのか。その辺のところは推測のしようもない。

　ただ、比較的明瞭（めいりょう）に伝わって来ることは、双葉山に関する話でもわかるように、白鵬は理想を語る。
一方の朝青龍の側からは、力士としての理想を語る言葉が極端に少ないということだろうか。

　その両横綱、初日の土俵は朝青龍文字通りの辛勝、よく用いられる表現だが、鶴竜は勝負には負けたが、
相撲には内容的に勝ったという決着だった。一方の白鵬は完勝も完勝、自分の理想に、まず一歩近づいた。

　目立ったのは白鵬が自分の型を求めているのに、朝青龍は軽業のような相撲を土俵の上に展開しようというのか、
際どい吊り落としに似た技に出た。相撲の品位が確然と違って来ていることに、朝青龍は気づいていないのだろうか。

（>>2以降に続く）

ソース：中日スポーツ 2009年5月11日
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/column/takahashi/CK2009051102000119.html

（>>1の続き）

　幕内後半戦にさしかかったころから、土俵が急激に緊張感を加えた。
今場所も面白い相撲が見られそうだという予想につながる。

　危なっかしい大関も、四人までが白星発進だった。だが、琴欧洲には豪栄道の勢いは止められなかったようだ。
今場所一番の成長株になりそうな力士だといえそうだ。

　立ち合いの乱れが、初日のせいか、随所に見られた。垣添と北勝力の一番など、立ち上がったのは六回目である。
なんとかしなければなるまい。　（作家）

（了）

ドルジの相撲は、おもしろい！！

客は、ああいうのを望んでいる！！

つよければそれでいいんだ

人間なんだから感情を出していいだろ。
人形じゃないんだし。

全員が双葉山みたいになったら多分全然おもしろくないと思うよ
ドルジがいて白鵬がいるからおもしろくなる

＞ドルジの口から、目指すは播磨灘という言葉が出たのだ。

理想を語るニート、語らないニート

まぁ人それぞれでいいんじゃないかな

ドルジはマスコミ嫌いだから嫌いだ。（作家）

モンゴルでのビジネス語らせたらとまらねーんじゃね

高橋治かよ
こいつは初場所の安美錦戦で彼を無視した、と大嘘を書いた奴
同じ中日スポーツの記事はちゃんと心配してる様子を書いてたのに

＞双葉山の六十九連勝の栄誉は、相撲にさしたる興味を特に持たない人間でも知っているだろう。

これそんな有名か？

>>12
好き嫌いで書いてる感じがプンプン伝わってくる

朝青龍憎しだけで書いた醜い文だ。

>>13
オレは知らなかった。

朝青龍自体が伝説じゃね？
数十年もしたら年間完全制覇とか凄い扱いだよ多分

モンゴルでサッカーしたことがここまで尾を引いているとは

子供の頃は、双葉山見た見たジジイが大嫌いだったな
やたら神格化して、見たっていう自分を特権化するようなモノ言いに思えてな
大人になったら、年寄りはそういうことを言いたがるもんだなって
何も思わなくなったけど。長いこと見てるってのは偉いことですよ

どうせ白鵬賛美、朝青龍批判だろと思って見てみたら案の定だった。

理想を語ったところで「○○にはほど遠い」と言うんだろうな
理想を喧嘩玉・玉錦と言っても稽古不足ばかりネタにするだろう

朝青龍の理想ってチンギスハーンとかじゃねえ。

白鵬は双葉山を目指すのか。

朝青龍は朝青龍という個を高めていってくれればいい。
他の誰でもない『朝青龍』という横綱を俺は見たい。
そしてそんな朝青龍を俺は応援する。

力士は多くを語らないもんじゃなかったの

双葉山みたいに宗教にハマって警官相手に大立ち回りを