http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/090507/mrt0905072258002-n1.htm 日本相撲協会のアンチ・ドーピング委員会は7日、東京・両国国技館で会合を開き、
ドーピング検査導入に向けて禁止薬物の種類などを世界反ドーピング機関(WADA)の基準に従う方針を固めた。
しかし、伊勢ノ海委員長(元関脇藤ノ川)は検査の導入時期や方法を含めて細部の詰めが残っているとしており、
理事会での正式決定には時間を要する見通し。
相撲協会は既に罰則規定案を固めるなどドーピング検査導入への準備を進めている。
ただこの日の会合で、慶大教授の大西祥平委員が力士が勢ぞろいする場所中に検査を実施する意向を示したものの、
合意が得られないなど、内部には意見の相違も残っている。
伊勢ノ海委員長は「はっきり言って、検査(実施)までは時間がかかる。いろいろと話し合いながら慎重に進めたい」と述べた。