http://www.the-afc.com/jpn/articles/viewArticle.jsp_168690374.html サッカーがパレスチナの復興の旗印に
By Samer Jaber
サッカーもこの現実に翻弄されてきたが、この逆境がまたプレーヤーたちの心を強くしてきた。
パレスチナにおいて1日1日を生き延びることがチャレンジならば、この美しいゲームをとことん
追求するのは、見るものすべてにとって、その苦しさも含めて人生の栄枯盛衰を映し出すもので、
復興の旗印となることだ。
パレスチナ女子代表のハニ・アブ・エリエル監督にとって、サッカーがそれをキープする限り、
そのスピリットが消えることは決してないだろうとした。
「私が住んでいる場所では、人生は難しいものだ」とAFC女子アジアカップ一次予選のため、
チームとマレーシアに滞在しているエリエル監督はwww.the-afc.comに語った。
「たとえば、1か所に選手を集めるのが非常に難しいため、我々は10回のトレーニングセッションすら
行えなかった。彼女たちは異なる都市に住んでおり、そこでは異なるルールがあったり、
イスラエルによる封鎖があったりする。」
「サッカーは1つのことだが、若者が危機にさらされながら生きているのを見ることができない。」
エリエル監督が嘆く状況はパレスチナ男子代表にも起きており、直前のガザ地区の封鎖によって
このチームはAFCチャレンジカップ2008予選大会への出場を辞退せざるを得なくなっていた。
そして、このパレスチナ女子代表チームは、イスラエルの制約にそれほど影響されていない
西岸地区からのプレーヤーのみで構成されており、全員が20歳以下で、平均年齢が16の
若いチームとなっている。
「私のチームは(予選に出場している他のチームよりも)非常に若い」とエリエル監督は
初の国際大会について語った。
「2次予選に進めることを目指しているが、もっと重要なのは選手たちを将来のために準備することだ。」
>>2に続く
画像:AFCハウスを訪問したパレスチナ女子代表チーム
http://images.the-afc.com/images/common/articleimage/primary/palestine_190x190.jpg