【野球】拡大する独立リーグ、選手・経営面での不安は続く・・・オフにはアルバイト、観客数減、リーグは赤字

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1翠薔薇▲φ ★

 世界的な不況の荒波にもまれる国内のスポーツ界。企業チームの休廃部が相次ぐ中、
野球やバスケットボールのプロの独立リーグが拡大を続け、選手の受け皿としての役割を
果たしている。ただ、地域密着を目指しているものの、経営的には試行錯誤が続く。一方、
企業チームが加盟する競技団体側は危機感を募らせ、企業の負担を減らそうと、大会簡素化
などの対策に乗り出している。揺れる日本スポーツの現状を探った。【井沢真、飯山太郎、藤倉聡子】

(中略)

 関西独立リーグは神戸、大阪、明石、紀州の4球団で構成。リーグ運営事務局の竹田昌平
ゼネラルマネジャーは「1万人が1万円ずつ出資して地域で支えるような環境を整えたい」と意気込む。

 企業チームの受け入れ先が減る中、独立リーグは若い野球選手の受け皿となっている。

 05年に四国4県で始まった四国アイランドリーグ(IL)は、昨季から九州へと拡大し四国・九州ILに。
北信越で07年に発足したBCリーグも群馬、福井の加入で6チームに増えた。今季は3リーグ16球団となり、
さらに拡大の構想もある。これまでに四国・九州IL、BCリーグから計21人がNPB(日本プロ野球組織)の
ドラフト指名を受けた。

 しかし、選手の生活は不安定だ。四国・九州ILの月給は10万〜40万円、関西独立リーグも月給20万円
プラス出来高払いだが、いずれもシーズン中のみ。オフはアルバイトをしたり、地元で家業を手伝う選手もいる。
昨季は2リーグで計100人以上が退団した。

 球団経営面でも苦闘している。四国・九州ILの昨季の平均観客数は886人(前年比214人減)。リーグ全体
では4年連続で赤字の見通しだ。地道な努力もあり、今季は各球団が地元企業などから集めたスポンサー
収入が20〜30%増の見込みといい、鍵山誠・最高経営責任者は「成功例のノウハウを共有化したい」と語る。

(以下、記事元で確認してください)

記事元:不況下のスポーツ 独立リーグ拡大 模索続く経営(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090421ddm003050027000c.html