コメディ映画『鴨川ホルモー』の初日舞台あいさつが18日に都内の劇場で行われ、アメリカでの公開決定が発表された。
主演の山田孝之は「うーん、この変な感じが(アメリカで)わかるんですかね…。でも、うれしいです」と控えめな喜びをみせ、
本木克英監督は「ハリウッドデビューだぜ!!」と興奮気味。
この週末もGW作品の公開がひしめくなかで、まずは日本公開での勢いづけに大きくアピールした。
この日発表され海外での公開国は、アメリカのみ。一般的にアジア圏のほうが公開が決まりやすいが、
同作は、それに先んじてアメリカ公開が決定するという異例のケースとなった。
米配給を行うのは、『デスノート』シリーズや『下妻物語』『電車男』『NANA』などの邦画配給実績がある米Viz Pictures。
まだ配給契約を結んだばかりであり、公開規模や時期は未定。配給元の松竹では、今年秋の米公開を目指している。
沖縄国際映画祭で、世界のコメディ映画が揃うコンペティションでグランプリを獲得していた本作だが、
本木監督は今回の吉報に「予想外のことでビックリしています。
アメリカだと『ハーバード・ホルモー』とか『UCLAホルモー』になるのかな(笑)」とコメント。
キャストに対しては「ハリウッドデビューだぜ!!よかったね」と声をかけた。
また、観客からの声援を受けた栗山千明は、
「アメリカでもホルモーがブームになるように皆さんのお力を貸してください」とアピールした。
一方、Viz Picturesでは、同作について「何より元気がでる作品。
(アメリカで)この手の作品の認知はまだまだこれからなので、北米の日本映画ファンに紹介したい」と意気込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090418-00000006-oric-ent