公開中の映画「クローズZERO2」の大ヒット御礼舞台あいさつが25日に大阪で開かれ、
その模様が都内で3Dハイビジョンカメラで生中継されることが16日、分かった。
大阪・TOHOシネマズ梅田での舞台あいさつには、主演の小栗旬(26)が出席。
東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、ファンが専用メガネをかけ“飛び出る小栗”が楽しめる。
映画の舞台あいさつを3D生中継するのは史上初めて。
スクリーンから飛び出した、小栗旬が目の前に-。ファン垂涎(すいぜん)のイベントが開催される。
「クローズ-」は不良高校生の抗争を描いたヒット作第2弾。10日に全国314スクリーンで封切られ、
5日間で動員65万人、興行収入8・5億円を突破。40億円以上が見込めるロケットスタートを切っている。
そこで企画された大ヒット御礼舞台あいさつには、スペシャルな仕掛けが用意された。主演の小栗は現在、
舞台「ムサシ」の公演中で、25日は大阪公演(シアター・ドラマシティ)の初日。そこでイベントは東西で開催。
関西のファンは舞台上演前に駆け付ける生の小栗を、関東では3D生中継でバーチャルながら、小栗をより近くに
体感できるというわけだ。
中継には、人間の左右の目に相当する2台のハイビジョンカメラで撮影。それを2台のプロジェクターで
1つのスクリーンに映し、観客は専用のメガネをかけて見ると、鮮明な立体映像を楽しむことができる。
映画では昨年の「センター・オブ・ジ・アース」など3D作品が次々と公開されているが、生中継のシステム
となると、現在、日本には数台しかなく、機材の総額は1億円。これまではスポーツイベントでしか使用された
ことがなく、映画の舞台あいさつではもちろん、史上初という。
TOHOシネマズ六本木ヒルズには、やべきょうすけ、金子ノブアキ、三池崇史監督が出席。同梅田には
小栗のほか、高橋努、伊崎右典、伊崎央登、鈴之助らが登場する。イベントは午前10時30分スタート。
チケット販売は18日から。
http://www.daily.co.jp/gossip/2009/04/17/0001831846.shtml