>>624 松井が見せた不動心の凄み、ヤンキースナインは松井の背中から学ぶべきもの。
http://www.sanspo.com/mlb/colum/09/20090416nyy_cle.html 4月16日(日本時間4月17日)、ヤンキースにとって本当の意味での開幕戦でもある
”新ヤンキースタジアムでの初戦”が行われた。
相手は名門インディアンス。
筆者も名門同士のレベルの高い白熱した展開が繰り広げられると期待をしながら試合を見守っていた。
しかし、試合はというと7回に9得点をあげたインディアンスの一方的勝利となった。
いや、7回ではなく序盤からインディアンスの勝ちが予想出来る試合展開だったと
言った方が正しいのかも知れない。
実はヤンキースナインはみな浮き足立っていた。
新球場に浮き足立っていたのはファンだけではない、ヤンキースナインの殆どが浮き足立っていた。
打撃陣はみな「新スタジアム第1号ホームラン」の称号を得ようとし大ぶりが目立つ打線となった。
そして、ポサダが新球場初のホームランを放つと、
それに便乗しようとヤンキースの打撃陣はナインがより一発狙いの打撃を始めた。
打撃陣はみな主役になりたいが為のバッティングとしかしかなったのである。
そう、たった一人の選手を除いては...
他の打撃陣をよそに松井は黙々とチームバッティングに徹していた。
第1打席こそ凡退したものの、第2打席では選球眼を活かした四球を選び
第3打席ではまだ万全ではない膝であるにもかかわらず激走で内野安打を掴みとった。
そして大差をつけられた後の第4第5打席でもチャンスを広げる為の四球を掴みとった。
「このチャンスを活かしてくれ!」
松井は背中で語っていたのかも知れない。
(長いので次レスに続く)