【サッカー/Jリーグ】目立つ10代ルーキー 混戦予感のJリーグに刺激

このエントリーをはてなブックマークに追加
1● ◆SWAKITIxxM @すわきちφ ★
 17年目を迎えたサッカーJリーグは開幕から1カ月。J1は4試合を終え全勝がすでになくなるなど
今季も混戦を予感させる出だしとなる中、目を引くのがルーキーたちの活躍だ。
特に今季は17、18歳の新人が開幕早々のデビューを果たし勝利に貢献。
昨季までのレギュラーへの刺激にもなっており、チームに活気をもたらしている。

【10人デビュー】
 第4節終了時点でJ1デビューを果たした10代ルーキーはすでに10人。高校生ながらプロ契約を結んだ
浦和のFW原口と、大宮のMF新井は開幕戦の先発に抜擢(ばってき)された。
大卒も横浜MのFW渡辺(早大)が全試合に先発し2得点。今季は“新人豊作の年”といえる。
 浦和では原口だけでなく、MF山田直もチームに欠かせない存在となった。F東京戦ではアシストを決め、
大分戦ではMVP級の働き。フィンケ監督を「彼のような運動量が豊富で技術のある選手は
(浦和が目指す)コンビネーションサッカーに最適」とうならせた。
 正月の高校選手権で最多得点記録を塗り替えた鹿島のFW大迫は開幕戦こそ出番がなかっものの、
第3節から日本代表経験のある興梠を押しのけ先発に。アジア・チャンピオンズリーグでは、
2試合連続ゴールを記録した。「予想より早い」と本人も驚く活躍を見せている。
 G大阪では磐田戦でFW大塚がデビュー。決定機を外し、「大迫を超えるチャンスだったのに」と西野監督を悔しがらせた。宮本、稲本ら数多くの代表選手を輩出したG大阪の下部組織出身。将来が楽しみなストライカーだ。

>>2へ続く

msn.(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/090409/scr0904091912011-n1.htm
3月22日の広島戦の後半、ゴール前で競り合う鹿島の大迫(上)
http://sankei.jp.msn.com/photos/sports/soccer/090409/scr0904091912011-p1.jpg
2● ◆SWAKITIxxM @すわきちφ ★:2009/04/09(木) 20:04:30 ID:???P BE:539302853-2BP(55)
【チームに刺激】
 彼らの活躍は、チームの成績だけでなく、チーム内にも好影響を与えている。
鹿島では大迫に先発の座を奪われた形の興梠が途中出場で2戦連発。
佐々木も京都戦で起死回生の同点弾を決めた。し烈を極める鹿島のFW争いは、まさに“大迫効果”。
日本協会の原博実強化担当技術委員長も「若い選手が出てくるのはいいことだし、
それで中堅やベテランが刺激を受ける。すごくいい傾向」と話す。
 一方で、周囲のフィーバーぶりに神経をとがらせるのが監督たちだ。かつてカカ、ロビーニョらを指導した
オリベイラ監督は大迫の話題になると途端に不機嫌となり「この逸材が伸びるのか伸び悩むのか。
われわれだけでなく報道各社にも責任がある」とすごんだ。フィンケ監督も山田直について
「代表に入るべきとあおらないでほしい」と注文。才能ある若手の育成に神経をとがらせる。
 彼らは本来、2012年ロンドン五輪を目指す世代。だが国際サッカー連盟(FIFA)は先月、
五輪の参加資格を現行の23歳以下から21歳以下に引き下げる改正案をまとめた。
実現すれば、17歳の原口以外は資格外。貴重な国際経験の場を失うことになる。
 それだけに、彼らが入団早々トップレベルでもまれている意味は大きい。
日本協会はフル代表のスタッフに依頼し、この世代の継続強化に乗り出した。
岡田監督の指導で20日から行われるU20世代の強化合宿にも、
多くの10代ルーキーが招集されそうだ。(森本利優)

(おわり)