【MLB】イチロー「嫌われ者」「チームプレーのできない男」幻に…チームにとけ込み好調維持

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255名無しさん@恐縮です
イチローは2004年メジャーシーズン最多安打記録を更新した。
そのシーズンのオフには当然インタビューが殺到する。これに対しイチローが
インタビュアーの1番手に指名したのはデイリー新聞だった。その理由とは?

デイリー新聞のそのメジャー担当記者というのは野球というものに対しまったく無知で
あった。しかし必死に取材や勉強をし、数年後には一流の記者に・・・・
それに報いる形でイチローがインタビュアーの1番手にデイリー新聞を選んだのである。

以下エピソード 続く

イチローの囲み取材を終え記者席に戻ろうとすると関係者に呼び止められた。「これイ
チローから」 手渡されたのは青い袋だった。「・・・・・」訳も分からず、中をのぞいた。イチ
ローのスパイクだった。

シルバー のペンでサインも入っていた。 「??」 「お祝いだって」 聞けば、記者がオフ
に結婚したと知ったイチローに頼まれたという。取材記者が選手にサインをもらうのは禁
じられている。

それを配慮して関係者に託したのだった。 メジャー一年目からずっとイチローを追い続
けてきた。 しかし、思い出すのは”苦い経験”ばかり。取材では、記者の質問が”無視”さ
れたり、いなされたことは10度や20度ではない。

その光景は夢に出てくるほどだった。”あの”イチローが・・・。気が付けば、涙をぬぐって
いる自分がいた。 プレゼントがうれし かったのではない。気持ちがうれしかった。 お礼を
言いたくてロッカーへ行った。すでに出た後だったが、 まだイチローの甘い 香水の匂い
が残っていた。駐車場に走った。金網越しにファンにサインするイチローがいた。「ありが
とうございました」と言うと、 イチローは「へへへ」と照れたように笑って 「おめでとうござ
いました」と言った。

そんないけ好かないマイペース野郎、それがイチロー。