(続き)
■ウズベキスタン対カタール@パフタコールスタジアム
過去の対戦:6試合
ウズベキスタンの2勝2敗2分け
ウズベキスタンの総得点数:8、カタールの総得点数:9
前回、9月の対戦ではカタールがホームで3−0と快勝を収めたものの、タシケントでは
一度も勝利を収めたことがない。
この2チームはこれまでの6度の対戦を2勝2敗2分けと全くのイーブンに終えていた。
2000年の初対戦は1−1の引き分けに終えていた両チームだが、ウズベキスタンは
めっぽう強いホームのパフタコールスタジアムでの対戦で、自国のサポーターの
後押しを受けてこれまでの2度の大戦をいずれも制してきた。
この中央アジアのチームのカタールへの初勝利は2001年のW杯予選。そして、
2つ目の白星はAFCアジアカップ2007予選で2006年にあげたものだった。
■イラン対サウジアラビア@アザディスタジアム
過去の対戦:12試合
イランの4勝3敗5分け
イランの総得点数:18、サウジアラビアの総得点数:11
12試合中引き分けが約半分の5試合という結果を見ても、長年にわたってアジアで
トップレベルに位置し続けているこの2チームの力はかなり均衡しているといってもよいだろう。
この2チームの対戦は、‘西アジアダービー’としてもよく知られている(注:AFCの地域分けでは
イランは中央・南アジアに属する)。
チーム・メッリの‘砂漠の息子たち’への初勝利は1977年。その翌年にイランは
FIFAワールドカップ本大会への初出場を果たした。この2チームの2度目の対戦は
1984年のAFCアジアカップ準決勝だったが、このときはイランがPK戦の末にこの
ライバルへの2勝目を収めた。
サウジのイランへの初勝利は1988年のアジア杯準決勝。この勝利で士気をあげたサウジは
決勝戦でも勝利し、アジアの王者となった。
2010FIFAワールドカップアジア最終予選のリヤドでの試合は1−1で引き分けていたが、
28日のテヘランでの試合は両チームにとって本大会進出を占う重要な一戦。
(
>>3に続く)