(
>>1の別ソース)
ブログ炎上で6人立件…名誉棄損容疑、「死ね」2人は脅迫
お笑いタレントのスマイリーキクチさん(37)が開設したブログに誹謗(ひぼう)中傷が
殺到した事件で、警視庁は27日、スマイリーキクチさんが殺人事件の犯人だとする
事実無根の書き込みをしたとして、大阪府高槻市の大学職員(45)ら4人を名誉棄損
容疑で、危害を加えることをほのめかしたとして2人を脅迫容疑で東京地検に書類
送検した。
脅迫容疑の2人は、昨年4月に第三者が悪意の書き込みを閲覧できなくなってからも、
本人を脅す投稿をした点が立件対象とされた。
「ブログ炎上」を巡って投稿者が集団立件されるのは初。匿名で自由な書き込みが
できることに乗じて「表現の自由」を逸脱するネット暴力に対し、大きな警鐘になると
みられる。
名誉棄損容疑で送検されたのは、大学職員のほか、埼玉県戸田市の男性会社員
(36)ら3人。脅迫容疑で送検されたのは、埼玉県入間市の男性作業員(36)ら2人。
同庁幹部によると、大学職員ら4人は昨年4月と8月中旬、スマイリーキクチさんの
ブログに「女子高生監禁暴行殺人事件関係者と思われる人物」などと書き込み、
1989年に発覚した東京・足立区の「女子高校生コンクリート詰め殺人事件」の犯人
であるかのような文言で名誉を傷つけた疑い。2人は昨年5月上旬から6月上旬、
「死ね」などと書き込み、脅迫した疑い。
このブログには昨年1月の開設直後から「人殺しが何で芸人やるんだ」などという
書き込みが相次いだため、本人は昨年4月23日から8月15日の間、「殺人犯」など
特定の文言の書き込みを第三者が閲覧できない制限をした上で、同月、同庁に被害
届を提出。同庁は、身元が特定できた18人について捜査を進めた。
その結果、ブログの閲覧が制限される前後の期間に投稿した人物で、執拗に書き
込みをしたり、文言が具体的だったりした4人について、名誉棄損容疑の「公然と
事実を摘示」にあたると判断。閲覧制限期間中の投稿者の中で、明らかに危害を
加えることをにおわせた2人には、脅迫容疑を適用した。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090327-OYT1T00542.htm