http://www.the-afc.com/jpn/articles/viewArticle.jsp_168559059.html クム:グループAのサバ・バッテリーとのアウェイマッチをスコアレスドローに終えたUAE
のアル・アハリがAFCチャンピオンズリーグで初の勝ち点を獲得。
両チームともゴール前での決定機をあまり作り出せず、ヤデガル・エマムスタジアムでの対戦
は凡庸なものとなったが、先週ホームでパフタコールに1−2と敗れていたアル・アハリは貴
重な勝ち点1を得た。
この引き分けはサバ・バッテリーにとってはリヤドでのアル・ヒラルとの初戦の1−1での引
き分けに続く2試合連続でのドロー。
両チームとも40分まではチャンスらしいチャンスを作り出せなかったが、前半の最後の5分
間でサバ・バッテリーがようやくエンジンをかけ始め、アウェイチームへのプレッシャーをか
け始めた。
42分、ゴラムレザ・レザエイのヘディングシュートはわずかのゴールの枠の外。
その2分後、シェイズ・レザエイがアル・アハリGKオバイド・アル・スワイディを捕らえた
かに思われた。前者のクロスの蹴り損ねがGKの背後に飛び、左のポストに当たって跳ね返っ
た。その直後、モフセン・バヤトもダイビングヘッドからゴールを狙ったが、これはアル・ス
ワイディの正面。
前半はいいところのほとんどなかったアル・アハリだったが、後半の序盤は攻勢に出た。
53分、このUAEのクラブのイラン人ストライカー、ミラド・メイダヴォウディがフリーと
なり、決定的なチャンスを迎えたが、彼の放ったシュートはゴールの枠をとらえられず。
逆にゴラムレザ・レザエイがアデル・コラカジからのCKに合わせて先制ゴールを狙ったが、
このイラン代表のヘディングシュートはゴールをはるかに外れた。
元ガンバ大阪のストライカー、バレーが同じくブラジル人のセザールにパス。後者のクロスに
対し、アーマド・カリルからのプレッシャーを受けたこのイランのチームのGKがボールをフ
ァンブルしたが、このAFC年間最優秀ユースプレーヤーが空振りし、トルジャがボールを拾
って事なきを得た。
それ以降、ゲームはこう着状態となり、今年のACLでの初勝利をどちらもあげることはでき
なかった。