【テレビ】『ドラゴンボール改』に不安の声 デジタル化で無理やり上下カット!?

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タイトルは、『ドラゴンボール改』。かつての『ドラゴンボールZ』をHDリマスター化して
再編集した、リメイク作品のようなものだという。だから"改"。

過去の作品をDVDやブルーレイ化するときに、デジタルリマスター化して商品化することがあるが、
今回は単なる再放送というわけではなく、準"新作"扱いで放送するだけに、変更点がいくつかある。

まず、音声が違う。野沢雅子はじめ当時のキャストが再集結、セリフは新録のものになる。続いて、
主題歌も新しいものに変更される。そして、"鳥山明オリジナルカット版"(フジテレビ公式HPより)ということで、
原作をベースにした編集がなされることになるという。これによって、
間に挟まるオリジナルストーリーや、1話30分が、ほとんど気をためるだけに費やされたりといった
明らかな「引き延ばし」がカットされたりするのだろうか。

そして今回の「改」編は、デジタル化と同時に、画面のフレーム比も変更される。当時の4:3の画面を
16:9に変更しているのである。あるアニメ誌関係者が言う。

「16:9に対応させるために、無理やり上下カットされてるみたいなんです」
従来のものと新作の、同じカットを並べて比較検証しているサイトもあり、それを見てみると、
確かに悟空の頭がヘンな位置で切れていたりと、どうにも不自然なカットに見える。

「デジタル放送は、16:9で放送することが前提になってるので、従来の4:3のものを流すときには、
両端に黒い帯が出るような『額縁放送』になるんですが、それを新作でやるわけにもいかない。
地デジ移行を進めたい総務省からも、なるべく額縁は控えるように言われているみたいですし、
それが上下カットになっちゃったんだと思います」

映像カットだけでなく、セリフの新録にも違和感を感じる声はあがっている。
大手新聞の文化面担当記者が言う。
http://www.cyzo.com/2009/03/post_1713.html