昭和のヒットソングを盛り込んだミュージカル舞台「ザ・ヒットパレード ショウと私を愛した夫」が、
ル・テアトル銀座で公演され、好評だ。今回は、2007年の公演に引き続く再演となっている。
1960年代に数々のヒットソングを生んだテレビ番組「ザ・ヒットパレード」を通し、
戦後のショービジネスを描いたミュージカル。昭和のヒットメドレーと共に渡辺プロダクションの
渡辺晋・美佐夫妻の半生を描く。
2007年には口コミで人気が広まり、25回の公演で1万8000人を動員。強い再演の声と共に
今回は大阪公演も実現した。
社長・渡辺晋を演じるのは、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造さん。公開前の取材には
「再演は余裕だと思っていたが、1年前のことは忘れてしまっている。緊張でいっぱいいっぱい」と話した。
一方、「歌は忘れないものですね。勝手に出てくる」。舞台では堂々と自慢の歌声を披露している。
「楽しい気分になることは間違いない。見終わったあと、カラオケに行きたくなると思います」と語ったのは
女優の戸田恵子さん。渡辺晋に連れ添う妻、美佐を演じる。
昭和の名曲のアレンジ全般を担当したのは舞台音楽家の宮川彬良さん。舞台では自らが指揮し、
ビッグバンドを率いている。ザ・ピーナッツ、クレージーキャッツなど、なつかしの名曲の数々を現代風にアレンジした。
ほかには、瀬戸カトリーヌさんや池田有希子さん、人気アカペラグループのRAGFAIRなどが出演する。
ファンには待望の再演だったこともあり、すでに満員御礼の回もあるとのこと。
東京公演はル テアトル銀座 by PARCO。25日(水)まで。
大阪公演は、シアターBRAVA!で4月1日(水)から4月5日(日)まで。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY200903130262.html 画像は
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