【野球】ヤクルトの神宮開幕戦前売り券が30枚しか売れてない! 代表は盛り上がるも国内リーグは衰退していく

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1絶望φ ★
ヤクルト神宮開幕戦 30枚しか売れてない!!

 「この差は一体、何なんだ…」。WBC東京ラウンドの取材を終え“本職”の
担当球団に戻ったヤクルト担当記者の前田は、その落差にがくぜんとしてしまった。

 開幕(4月3日)まで1か月を切り、オープン戦には主力選手が登場してくるなど、
国内プロ野球も例年なら盛り上がってくるころなのだが…。
この日、神宮球場で行われたソフトバンク戦は、閑古鳥が鳴いた。
「観衆2110人」のアナウンスにはヤクルトフロントも頭を抱えるばかり。

 だが、これでもまだいい方だ。前田が聞いたところ、本拠地開幕戦のチケットが、
とんでもない状態に陥っていることが判明した。神宮球場の今季開幕戦となる
4月7日の中日戦の前売り券は、一部を除き3月7日から発売開始。だが9日時点で
売れたチケットの枚数は「30」に達していないという。1000枚、100枚ならまだしも、
30枚未満とは…。球団関係者は「かなりまずい」と、顔面蒼白になっている。

 年間購入席が5000枚あるにはあるのだが、その中から何人来るのかも
分からない。球団としては最終的に、前売り券で1万枚程度の売り上げを
期待していたのだが、このペースで1か月後の開幕を迎えるとなると、
300枚も売れないことになってしまう。“開幕戦”としてはあり得ない数字だ。

 球団の営業担当者は「平日だしね。それに、相手が中日というのも厳しい。
(中日は)応援団が少ないから、チケットが売れない。呼び込みの起爆剤?
花火を3発上げる。これから伸びるとは思うんだけどね…」

 代表チームの戦いに日本中が盛り上がる一方で、国内リーグの人気が
衰退していく。「どこかで聞いたような話だな」。

 前田は神宮球場のガラガラのスタンドを見つめながら、東京ラウンドが
行われていた前夜の東京ドームの興奮を懐かしく思った。

ソース 東スポ 2009年3月12日
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