4日(水)、都内・ホテルにて『戦極』が記者会見を実施。会見後、『戦極』の國保尊弘広報が
記者の囲み取材に応じ、全カードが決定したフェザー級のカードやUFC参戦を正式に発表した
秋山成勲について、また2.28 ケージフォースで行なわれた廣田瑞人 vs 井上克也の試合に
ついてコメントした。
この日、発表された3.8『戦極』代々木第二競技場大会で開幕するフェザー級GPのカードに
ついて國保広報は「8試合でどういう見方ができるかを意識して試合を組みました。打撃 vs 打撃、
寝技 vs 寝技、戦術 vs 戦術など、いろんな闘いが観られるように考えました」とカードの意図について説明。
また、大会の中でも話題になっている“スーパー高校生”山田哲也についても「対戦相手が
ロニー・牛若ということで、多くの人は牛若選手の勝ちを予想するかもしれませんが、山田選手も
グラップリング以外に総合の試合を3試合経験しています。私はグラウンドでも山田選手が牛若選手から
一本を取る実力があると思っています」と、3月2日に高校を卒業した山田哲也に大きな期待を寄せていた。
また、昨年のライト級GPでは多くの日本人選手が勝ち上がったが、今年のフェザー級GPについては
「今年も日本人が全勝できるかというと、厳しいと思います。まあ、7人の日本人選手の半分は勝つかな?
願わくは全勝してほしい」とコメントし、日本人選手にエールを送った。また、2回戦のカードについては
再びシャッフルして決定するという。
また國保広報は、2.28 ケージフォースのライト級防衛戦でパンクラスのライト級王者・井上克也を
迎え撃った廣田瑞人にも言及し、「どっちかがはっきり勝てばよかったですけど、まあ、廣田瑞人選手も
引き分けでもタイトルを防衛したので、1歩前進したのかなと。また『戦極』で試合をしてほしいので一刻も
早くオファーを出したい」と、廣田のタイトル防衛を高く評価し、『戦極』に再度参戦させたい意向を示した。
>>2-以降に続く
囲み取材が終わって、UFCとの6試合契約に合意した秋山成勲について話を振られると、國保広報は
「ああ、決まりましたね。でもUFCの場合、6試合契約でも100試合契約でも同じですよ。負けたらすぐ
首を切られるんですから」とコメントし、秋山の早期日本マット復帰(?)の可能性についても言及していた。
『戦極』は海外のテレビ局であるHDNetでの放送も決定し、この大会からアメリカ、メキシコ、カナダでの
放送がスタートする。それを意識してか、國保広報も「日本で行なわれる大会ですけど、世界が注目する
大会ですから、日本人はここで勝って名を売ってほしい」とコメント。3.8『戦極〜第七陣〜』では、
國保広報が望むようにフェザー級GPで日本人の奮闘が見られるか?
http://www.kamipro.com/news/?id=1236157238