吉本タレント、世界遺産で大暴走も反省なし
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_10/g2005101810.html 「ドゥーン!」の一発芸で有名な吉本興業所属のコメディアン、村上ショージさん(50)=写真右上=が
北海道・知床で行われたよみうりテレビのロケで、観光客に「アホ、バカ」など執拗(しつよう)に暴言を
浴びせ、後に謝罪するトラブルを起こしていたことが18日、分かった。世界自然遺産の中でバカ騒ぎする
非常識な番組もさることながら、観光客の注意に逆ギレとは開いた口がふさがらない。
警察も出動する騒動となったショージさんの大暴走とは…。
暴言を浴びせられたのは、都内に住むシステムエンジニアの男性(40)。男性は先月22日、知床五湖を
散策していた際、森に入る遊歩道で異様なロケ隊に遭遇した。ロケ隊は関西地区で今月9日に放送された、
よみうりテレビ「寛平のアヘアヘ世界遺産の旅」一行。
男性は「5、6人の動物の着ぐるみがバカ騒ぎしながら遊歩道に入ってきた。クマよけの鈴が貸し出される
ほど自然が豊かで静かな場所。バカ騒ぎするのはおかしいと感じた」といい、「静かにしなさい」と注意したという。
すると複数いた“動物”のうち“鳥”が怒り出し、「貴様、何いってんだ」「バカ、アホ」と悪態をついた。“鳥”は顔の
部分に穴があり、ショージさんと分かった。「『オレは仕事してるんじゃ』と、とにかくわめき散らした。そのうちタレント
たちがさっと立ち去り、スタッフ3人に囲まれた。暴言に話し合いをしようとしたが、前に行こうにもスタッフが(体を)
押さえたり、手を引っ張ったりしてさえぎった」(男性)と、約10分も“監禁”された。
スタッフも「『この人、頭がおかしいんじゃないか』と聞こえる声でいったり、会社名を聞くと『いう必要はない』とニヤ
ニヤした」(同)といい、あんまり「アホ、バカ」といわれたので、男性は携帯電話で警察に通報した。通報で到着した
斜里署員が男性に話を聞いていると、タレントたちが再び登場。ショージさんは警察官の横でも「アホ、バカ」を繰り
返したため警官も怒り出し、ショージさんはロケバスに連れ戻されたが、そこでも「アホ、バカ」と叫んでいたという。