テレビ不況の中、芸能界の“勝ち残り組”として注目を集めているのが“ワザありタレント”と
呼ばれる面々。その筆頭といわれているのが元祖イケメン俳優の細川茂樹だ。テレビをはじめ、
各メディアから出演及び執筆依頼が殺到している。
細川は株、不動産、車に精通していることで知られているが、最近は自ら“家電俳優”と
公称して、芸能界で一、二を争うほどの家電通として有名だ。ほかにも“家電好き”を自称している
芸能人はあまたいるが、商品に関する細川のウンチクは抜けている。
関根勤、品川祐、劇団ひとり、土田晃之も細川をマネて“家電芸人”と称しているが、
知識においては細川の足元にも及ばない。勉強家として島田紳助も一目置いているとか。
細川は普段から家電製品のカタログを持ち歩いて、オフになると都内の大手家電売り場を
歩き回っている。で、一番のお気に入りは冷蔵庫。
「『冷蔵庫は僕の女房』とまで公言している。世の中にある家電製品の基礎が
冷蔵庫の中にはすべて詰まっているらしい。メード・イン・ジャパンの象徴と言っています」(テレビ関係者)
この“家電俳優”をテレビ局が放っておくわけがない。スポンサー受けがよくて、
細川が出演するというだけで出稿するメーカーもある。細川の凄さは家電を褒めるだけではなく、
欠点もきちんと指摘することで、しかも、それが理にかなっているから、メーカーからの信頼も厚い。
メーカー側は「細川に言われたら仕方がない」と納得するというからスゴい。
「ある量販店の冷蔵庫売り場でお気に入りの冷蔵庫を2時間近くなで回していたというんです。
細川プライスなる言葉もあって、あまりの知識の豊富さに店員も舌を巻いてしまうほど。
彼が交渉するとリーズナブルな値段に落ち着くなんていわれています」(事情通)
“ワザあり芸能人”の時代到来。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/27gendainet07026906/