フジテレビドラマ「赤い糸」(土曜後11・10)と同題の映画の両方で主演の女優・南沢奈央(18)が
立教大学現代心理学部に合格した。「女優業にいい影響があると思います」と大喜び。
清純派女優として人気急上昇中で、同局「上地雄輔物語(仮)」(3月14日後9・00)で上地雄輔(29)の高校時代の彼女役にも決定した。
合格の一報に南沢は「勉強したいという気持ちを持っているうちに、たくさん吸収したいと思いました。
大学生活で教養を増やして1人の人間として成長できれば、女優業に何かプラスになると思っています」と笑顔だ。
一般の志願者とともに公募で推薦入試の「自由選抜入試」を受験し、英語、小論文、面接などの試験を突破した。
芸能界で成績優秀として知られる南沢だが「正直、精神的にも体力的にも大変だった」。
女優と受験勉強の両立はハードだったようで、「赤い糸」のロケ現場などでも参考書や単語帳を持ち歩き、
帰宅してからすぐに机に向かった。一方で「疲れなどが出ないように気をつけた」と女優としての自己管理も忘れなかった。
立教大については「建物自体にとても味があってすてきだと思いました。
あと、尊敬している両親も立教大学出身なのであこがれていました」と話した。
同大現代心理学部は心、身体、環境の相互関係の中で、人間とは何かを見ようとすることをテーマに掲げており、
現代人のものの見方や感覚に影響を与えている映画、テレビなど映像の働きも追究する。
まさに南沢にとって興味をひく内容で「楽しんで学べたらいいなと思います」と希望に胸を膨らませている。
(略)
◆南沢 奈央(みなみさわ・なお)1990年(平2)6月15日、埼玉県生まれ。
高校1年の06年10月、BS―i「恋する日曜日・ニュータイプ」に主演でデビュー。
07年はビクター・甲子園ポスターのモデルに起用された。映画「シャカリキ!」(08年9月公開)などに出演。
最近は落語にはまっている。1メートル63、血液型O。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/02/25/05.html