【サッカー】まるで"派遣切り"Jリーガー残酷物語 専門誌も部数激減 救世主はやはりあの男(後編)

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【B】まさか、スカパー加入推進のために、犬飼さんが秋春制を提唱して
いるわけじゃないだろうけど(笑)。

【C】Jリーグの経営諮問委員会はそういった最悪の事態に備えてか、
貧しいクラブのフロントに対して「年俸500万円以上の選手は抱えないように」と
お達しを出しているらしいよ。お客さんに夢を売るべきサッカー選手たちが、
ロクに契約金ももらえず、年俸もサラリーマン以下の手取りで、しかも今後上がる
見通しもない。さらに、クラブ経営のご都合で簡単にクビを切られるときたら......。
昨年は名波浩(磐田)、森岡隆三(京都)、森島寛晃(C大阪)など大物選手の引退が多かったけど、
その一方では、無名のままクビになった数多くの選手は路頭に迷うことになりそうだね。

【B】まるで昨今の"派遣切り"と同じだね、Jリーガーも。じゃあ、もし自分の子どもが
「サッカーやりたい」と言いだしたら、みんなどんなアドバイスをする?
【D】 当然「やるなら、お金になる野球にしろ!」だな(苦笑)。

●専門誌も部数激減 救世主はやはりあの男

【C】と、ここまでは周りの心配をしてきたけど、実はそれ以前に自分たちの
クビが危うくなっている。
【D】まったくです。新聞なんか買わなくても、試合結果みたいな最新情報を
仕入れたけりゃ、ネットを見れば事足りる。
【A】雑誌も同じですよ。新聞以上に雑誌は広告出稿料が命なのに、それがさっぱりだからね。
取材経費をかけられないから、本来深い考察を要する記事内容は薄くなる。
だからますます売れないという負のスパイラルですよ。