【ラグビー】セコム 活動費の支援無くクラブ化へ ラグビー部の強化を中止

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106『週刊新潮』2009年2月19日号より
【<特集>高倉健・奥田瑛二・東尾修の超高級マンションで SECOM「買収」「脅迫」立ち退き騒動!】

知る人ぞ知るその「超高級マンション」は六本木にほど近く、辺りには某大国の大使館や高級マンションが立ち並ぶ
都心でも一等地にある。10階建て・築40年の古さながら、この物件に“超”の冠がつけられるのは、何より居住者の
ステイタスによるところが大きいだろう。
かつては往年の大物女優や映画監督が住み、高倉健はつい3ヵ月前まで最上階の一室を所有していたし、奥田瑛
二・安藤和津夫妻は今も一室を所有。元西武ライオンズ監督の東尾修氏は、プロゴルファーである娘の東尾理子氏
と今でも居住、他にも大手外資系日本法人代表や外国大使館の一等書記官など錚々たる面々が分譲による区分
所有者として名を連ねているのだ。
そもそもこのマンションは某大手銀行の子会社が建設したものだが、2004年9月、ある不動産会社が土地と賃貸部
分のオーナーとなった辺りから、マンション住民である区分所有者らとの間で紛争が始まり訴訟に発展、翌2005年
9月に同不動産会社が土地と賃貸部分を別の会社に売却。その売却先というのが・・・総合警備最大手の「セコム」
の子会社である「セコムホームライフ」社(以下セコム)である。以後セコムと住民との本格的な騒動が勃発するので
ある。
「セコムは最初に、我々居住者に対して『建て替えをするためにマンションを買い取った』と宣言しました。そして訴訟
にも“被告”として参加するようになったのですが・・・」と原告だった住民の一人がこう振り返る。
「セコムは我々と同じ区分所有者の一人であるのだから本来なら同じ管理組合に加入すべきでした。なのに何故か
独自に“第二組合”を作り住民を誘い始めました。住民から『建て替え強行のための姑息な分断工作ではないか?』
という批判の声が上がったのです」
中には、同じ原告でありながら突如『訴訟から降りるべき!』また『セコムと和解すべき!』と説き始める住民も出て
来た。
「後に、その住民がセコムに部屋を売却した際、相場より高値で買い取ってもらった、という話が囁かれました」
――後半に続く――