>>1の続き
一方、香川労働局が発表した職を失う400人の内訳は、派遣が10社368人
(前回7社243人)、期間工が2社32人(1社2人)。すでに347人が失業しており、
53人が今後、職を失う。今回の調査で新たに増えた3社は、いずれも製造業の
契約期間満了に伴う雇い止めで、同労働局に対し、3社は「急激な需要減で
生産調整を余儀なくされ、雇い止めもやむを得ない状況だ」などと説明しているという。
400人のうち、227人は再就職先が決まっており、37人が求職活動をしている。
全国では、愛知県の2万113人が最多で、県内の400人は、沖縄県(17人)、
高知県(173人)に次いで少なかった。
また、内定取り消しは3社13人で、前回より1社1人増。県内のサービス会社が、
専門学校生1人を取り消しており、「顧客の急激な減少で売り上げが大幅にダウンしたため、
社員の雇用確保すら難しい」としているという。