【サッカー/日本代表】岡田監督本気“ナベアツ式”シュート練習

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1あんこもなかφ ★
岡ちゃん、珍指令も不発?鹿児島・指宿市内で合宿中のサッカー日本代表は14日、2部練習を行った。
午前に行われたシュート練習で岡田武史監督(52)は、「1、2、3のタイミングで打て!」と指示。
“世界のナベアツ”ならぬ“世界のオカタケ”直伝のシュート方法を攻撃陣に授けたが、
選手は戸惑いを隠せず、決定率は2割程度。即効性のある決定力不足解消にはならなかった。

得点力不足の解消を目指して、シュート練習に多くの時間を割いている今合宿。
なかなか上がらぬ決定率に業を煮やしたのか、岡田監督が“珍指令”に打って出た。

中央にいるポスト役とパス交換からシュートを打つ練習で
「1(パスを出す)、2(ポスト役がリターン)、3(シュート)で数えながらやってみろ。
ぴったりのタイミングになれば、結構入るから」と、独自の理論を自信満々に展開した。

しかし、この「1、2、さぁ〜ん!」の“ナベアツ”シュートに戸惑う選手が続出。
リズムを取りきれず、逆に空砲を連発した。
DFのいないGKと1対1にもかかわらず、シュート183本に対し決まったのはわずか38本。
ゴール率は20.8%と、3割以上あった直前の練習よりも低下した。

FW巻は「感覚でプレーするやつが多いから、新鮮というより変な感じだった」と苦笑い。
ほかにも「“イチ、ニ、サン”って掛け声を掛けながらやったけど、なかなか合わない」と話す選手もいるなど、
特効薬とはならなかった。

W杯最終予選の厳しい戦いが控える中で、いかに少ない決定機を逃さないかが大きな鍵を握る。
「代表で練習したからといってうまくなるわけじゃない。我々はきっかけを与えているだけ」と岡田監督。
指揮官直伝の“必殺シュート”が、開眼する日は来るのだろうか。

ソース●http://www.daily.co.jp/soccer/2009/01/15/0001655627.shtml
画像●http://www2.daily.co.jp/soccer/2009/01/15/Images/01655628.jpg