【祭】締め込み姿の男たちが「玉」を奪い合い五穀豊穣・大漁を願う「玉せせり」−福岡

このエントリーをはてなブックマークに追加
1(´・ω・`)@知らんがなφ ★
福岡市東区の筥崎宮で3日、触れると幸運になるとされる木製の玉を、締め込み姿の競り子が奪い合いながら
神前に運ぶ、新春の伝統神事「玉取祭(たまとりさい)(玉せせり)」があり、境内は男たちの熱気で満ちた。
競り子として大人約180人、子ども約150人が参加。勢い水を浴びながら、末社の玉取恵比須神社を出発し、
洗い清められた「陽玉」(直径28センチ、重さ約8キロ)を奪い合ったり、頭上に掲げたりして、
約250メートル離れた本殿まで駆け抜けた。

玉せせりは約500年前に始まったと伝えられる。競り子は住む地域によって「陸(おか)組」と「浜組」に分かれ、
本殿で待つ神職に玉を手渡すのが陸組だとその年は五穀豊穣(ほうじょう)、浜組だと大漁になるという。
今年は、陸組が陽玉を手渡し、対となる「陰玉」と一緒に神前に納められた。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/68913