【野球】プロ野球人気再興へ、日ハム大社啓二オーナー(52)が、次の5年間の未来図を語る

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3ケツすべりφ ★
>>1の続きです)
移転6年目を迎え、大社オーナーは「平日の動員がカギ。札幌ドームに1度も来たことない
人に、新たなファンになってもらわなくてはならない」と、まず札幌市民に広くアンケートを
実施する。野球に興味がないという人に「なぜないのか」という所から聞くなど、徹底した
市場調査を行いたいという。

そして近未来には、完全な“東京撤退”もありそうだ。「非常に難しい選択だが、交流戦の
おかげで、東京のファイターズファンは主催試合でなくとも(首都圏で)観戦できる」。
かつての拠点・東京ドームでは今季も8試合を行うが、これを減らしていき、道内の地方試合を
増やしたい意向だ。

しかし、週末は集客力のある札幌で試合を組みたいのが必然。そこで今季、初めて旭川で平日に
デーゲームを行う(8月18、19日、対楽天)。これが成功すれば、ナイター施設のない
道内他球場への進出(※2)へ弾みがつきそうだ。

「動員を上げるには、北海道出身監督もインパクトがあるでしょう。でも、優先すべきは勝利。
3年目の日本一で一気にファン層が広がったように、勝利こそが最大のファンサービス。5年間で
2回もリーグチャンピオンになれたのはすごいことだが、この先『あれは何年前のことだった?』と
いわれないようにしたい」

大社オーナーは最後に、地域貢献でも公式戦でも“常勝”を目指すと表明した。

※1 移転後の地域密着策には「YOSAKOIソーラン祭り」など地元行事への参加やOB、
北海道出身選手による野球教室、食事会、学校訪問、球団マスコットのイベント派遣などがある。

※2 今季公式戦を行う道内地方球場は、旭川スタルヒン球場(2試合)、函館オーシャン
スタジアム(2)、釧路市民球場(1)、帯広の森野球場(1)の4球場。