100年に1度といわれる世界不況が日本球界にも波及。2009年3月期
の連結業績予想を1500億円の赤字と発表したトヨタ自動車の影響を
モロに受けているのが中日だ。来季のシーズンシートの売り上げも
激減。他球団も対岸の火事ではない。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)
●シーズンシートキャンセル続出
中日フロント首脳は苦悩の色を隠せないでいる。「覚悟はしていたけど、
本当に厳しい」。トヨタ自動車関連企業などからのシーズンシートの
キャンセル続出に打つ手なしの状態だという。過去には“星野ショック”
もあった。02年のシーズン終了後に中日を退団、電撃的に阪神監督に
就任した際、地元企業などからシーズンシートのキャンセルが相次いだ。
理由は一つ。「星野監督だから、付き合いで買っていたが、辞めたのでもう必要
ありません」。この“星野ショック”には「参った。キャンセルの数は半端では
なかった。星野人気は分かっていたが、こういう形で思い知らされるとは−」
と中日関係者は顔色を変えたが、今度の“トヨタショック”はその比ではない。
>>2 以降に続く
ソース:ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/spo/200812/s2008122513.html 原文:夕刊フジ
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