レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが、『タイタニック』以来11年ぶりに共演
した『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のロサンゼルス・プレミアが15日(月)、
ウエストウッドで行われた。
1950年代半ばのアメリカ郊外に住む夫婦のかっ藤を描くドラマ。『タイタニック』で史上
最高の興行成績を記録した2人の共演作とあり、南カリフォルニアでは珍しい雨と寒さに
出迎えられたレッドカーペットには、2人をはじめサム・メンデス監督、共演のキャシー・
ベイツ、マイケル・シャノン、キャスリン・ハーンら、『ワールド・オブ・ライズ』でディカプリオ
と共演したラッセル・クロウらも駆けつけた。
また、前日には米バラエティ誌が主催する試写イベントが行われ、キャスト陣に加え、
脚本家のジャスティン・ヘイスらが登場した。
ディカプリオは、「ケイトとは、お互いに新しい脚本がおくられてくるたびに情報交換を
していた。今回も、ケイトがほれ込んだ脚本を持ちかけてくれたことからすべてが始まっ
たんだ」と出演の経緯を明かした。ウィンスレットも、「やっとお互いに一緒にやりたいと
思うプロジェクトに出合えた。さらにこんな素晴らしいキャストを集めることができて本当
にラッキー。(私生活では夫である監督の)サムがまるで演劇のようなチーム編成をした
ので、キャラクターについて意見を述べ合うことができて、とてもいい現場だったわ」と
語った。
同様にメンデス監督を絶賛したのは、『タイタニック』にも出演したベテラン女優のベイツ。
同作では、2人が演じる夫婦にちょっかいを出す近所の大家役を演じている。「こう言い
切ってしまうのは危険ですが、サムは今まで出会った中で最高の監督。わたしの役に
ついても、教室の一番前に座りいつでも手を上げまくっている腹の立つ女性、とヒントを
くれた」と明かすと会場は爆笑の渦に包まれた。
(
>>2に続く)
画像:ケイト・ウィンスレット(左)とレオナルド・ディカプリオ
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000h13lb-img/2k1u7d00000h13mq.gif ソース:バラエティ・ジャパン 2008/12/18
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000h13lb.html (
>>1の続き)
一方、出演シーンはわずか2カ所ながら、その鮮烈な存在感で評価の高いシャノンは、
「抑制しながら、少しずつ情報を与えていく演技を心がけた」とコメント。物語のかぎとなる
役柄について、「真実は単数形、うそは複数形で語られるもの。彼は登場人物の中で、
唯一真実を言い当てている」と深い洞察を示した。
全米公開は26日(金)。日本ではパラマウント配給で、来年1月24日(土)から東京・
丸の内ピカデリー1ほかで全国公開。
(終わり)
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』公式サイト
http://www.r-road.jp/