ラグビーの関西大学リーグ入れ替え戦は13日、宝が池で入れ替え戦2試合を行った。
Aリーグ最下位の京産大は36−28でBリーグ優勝の龍大に競り勝ち、A残留を決めた。
Bリーグ2位の大産大は24−17でAリーグ7位の近大を破った。大産大は初のAリーグ昇格。
京産大は前半、攻守に気迫を見せ、CTB今村(4年、木本)とWTB実吉(4年、鹿児島玉龍)の
トライで14−7とリード。後半、同点とされたが、17分にPGで勝ち越し、相手ドロップアウトからの
キックをフランカー橋本大(4年、九州国際大付)がそのままトライするなど3トライを加え突き放した。
龍大はパスを細かくつなぐ攻撃で4トライを奪ったが及ばなかった。
○…龍大は防御の甘さから前半2トライを献上。後半に1度追いついたが、ミスから試合を決定付ける
連続トライを奪われた。岡崎主将は「同点になって緩んでしまった。相手のペースで試合をしすぎた」。
1年でのAリーグ復帰を果たせず、悔しさで声を震わせた。
しかし、従来の守備重視のラグビーから、スピーディーな展開攻撃への転換には成功した。記虎監督も
「やりたいラグビーに近づいてきた。4年生の頑張りで次につながる試合にできたし、来年こそ個々の
スキルを上げて、復帰を果たしたい」と手応えを話した。
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