【MLB】メジャー中継消滅?放映権料が年30億円も視聴率0〜3%台で…スカパー!は撤退(ゲンダイ)★2

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1ぶーちゃんφ ★
テレビから大リーグ中継が消える 日本人選手が海を渡る中、民放2社が放映権を…
日刊ゲンダイ 2008年(平成20年)12月5日(4日発行) 33面

●高額放映権料が足かせ
 「もしかしたら、近い将来メジャー中継が日本のテレビから消える可能性がある」。
テレビ業界内の一部では今、こんな話が囁かれている。民放2社(フジテレビ、TBS)が
MLBの放映権を手放すというウワサがあるからだ。メジャーリーグでは現在、多数の
日本人選手が活躍。今オフも上原や田沢など、海を渡る日本人選手は後を絶たない。
そんな状況下でなぜ、放映権を手放すというのだろうか。テレビ関係者はこう指摘する。

 「日本の放映権は、大手広告代理店が2004年にMLBから6年間約275億円で契約。
その大半をNHK、TBS、フジテレビの3社が共同で購入しています。この金額が
足かせなのです。全30球団中、14球団の本拠地放映権を持つNHKが04年以前は
年間約17億円、現在は年間20億円程度、民放側も2社で年間計10億円以上を負担
している。にもかかわらず、視聴率が悪く『費用対効果』が期待できないのです」。

●好カードでも視聴率はたった3%
 メジャーの主な試合開始時間は時差の関係で日本時間の深夜か午前8時頃。
圧倒的に多いのは午前中だ。この時間帯の視聴者は「主婦」が大半。
野球より情報番組を視聴する傾向がある。中継は見向きもされないのが現状だ。
「大リーグの平均視聴率は好カードでも3%程度。ただでさえ景気が悪くなっている
状況でこの数字ではCMも取りづらい。民放はデジタル化に伴って開局したBSで
コンテンツを生かそうと考えていたようですが、視聴率は1%に満たないこともある。
それで各局が見直しを始めたのでしょう」(在京テレビ局関係者)。

原文画像
http://mj.dip.jp/jlab-beer/s/test1228455180708.jpg

>>2以降に続く