全日空:「スマップ」の搭乗確認ミスで遅れ…新千歳空港
北海道・新千歳空港で4日午後0時半ごろ、
離陸のため滑走路に向かった全日空の
羽田行きボーイング777(乗客503人)が、
搭乗人数の再確認のため再び出発ゲートに戻り、
48分遅れるトラブルがあった。
人気グループ「SMAP(スマップ)」のメンバーや
関係者の搭乗確認が不十分だったことが原因。
同社は「確認ミスで遅れを出したことをおわびします」と話している。
全日空によると、スマップのメンバー5人と関係者の計15人は
3日夜行われた札幌ドームでのツアーを終え、
帰京するため、新千歳空港で搭乗手続きを行った。
全日空は混乱を避けるため、
全員を一般客とは違うルートで搭乗口まで案内したが、
それぞれの搭乗券のチェックを行わずに機内に搭乗させた。
同機は定時に出発したが、その後、搭乗券のチェック漏れに気付いた。
全員が乗っているか分からない状況になったため、
同機に連絡してゲートに戻らせた。
確認の結果、15人が全員乗っていた。
搭乗者の確認はドアを閉める前に行う規則になっており、
いったんゲートを出発してから
搭乗確認のために戻るのは異例という。【窪田弘由記】
毎日新聞:
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081205k0000m040100000c.html