【ボクシング】亀田三兄弟の父・史郎氏、興毅との対戦実現へ奇策 「SRS席の特典利用してオレがリングに上がりサインさせる」

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1THE FURYφ ★
亀田三兄弟の父・史郎氏がWBC世界フライ級王者・内藤大助と亀田興毅の世紀の一戦実現へ
向けて、仰天作戦を敢行する。史郎氏は内藤が山口真吾の挑戦を受ける王座戦(12月23日、
両国国技館)のリングに秘策を用いて乱入し、なんと内藤に直接対戦を要求するというのだ。

内藤対興毅戦は今年7月、内藤が清水智信を倒し、3度目の防衛戦に成功した時から始まる。
試合後に突然、興毅がリングに乱入。「おめでとう。次は俺と試合な」と前代未聞の挑戦状を
叩きつけた。この行為には批判の声も上がったが、内藤対興毅戦は史上空前のビッグマッチになる。
史郎氏と宮田ジムの宮田博行会長も対戦交渉のテーブルに着いた。
結局、交渉は決裂。このため、興毅のモチベーションも下がってしまったという。しかし、史郎氏は
打倒・内藤を全くあきらめていなかった。「今度は俺がリングに上がるで!」と息巻いているのだ。
もちろん本当に乱入騒ぎを起こしてしまうと、またまた問題になりかねない。そこである秘策を
思いついたという。実は今回の内藤対山口の両国決戦では、SRS席(10万5000円)を購入した
観客は、内藤の試合後にリングに上がれるという特典がある。史郎氏はなんとこの特典を
利用するというのだ。
「俺が(SRS席を)買えば、俺かてリングに上がれるんやろ? そこで、内藤に(契約書の)
サインを要求するんや!」
確かに、これなら誰も文句は言えまい。史郎氏の迫力をもってすれば、内藤もうっかり従う
可能性もある。
さらに史郎氏は「(内藤は)大毅と公開スパーリングやったらええねん。これはおもろいで〜。
12Rや」と試合さながらの再戦まで提案。いずれにせよ、亀田家は内藤を逃しはしない。
史郎氏の策略は固い決意の表れといえよう。

(東京スポーツ 11月30日(日)販売号より)