コンビ解消を決めたオグシオ。キャスターに転身するというウワサが絶えない
潮田玲子(25)には、水面下で芸能界やテレビ局からのオファーが殺到しているとか。
「90年代半ば以降、BSやCSなど多チャンネル化が進み、スポーツ中継や関連番組が
急激に増えテレビ局や番組制作会社は競うように、アスリートをスポーツキャスターに
抜擢しました。しゃべりは二の次三の次。とにかく話題になればいいのです」(大手民放関係者)
でも、スポーツキャスターとして長続きするのはほんのひと握り。大半が“名選手、
名キャスターにあらず”で消えてしまう。調べてみたら、消えた元選手キャスターが
こんなにいた(別表)。
「キャスターやリポーターで成功するかどうかは、しゃべりの瞬発力みたいなもので決まる。
スポーツは絶えず、場面が動く。グズグズ話していると、場面が変わってしまう。ズバリと
結論を言うこと。どっちつかずのコメントもダメ。加えて、経験に基づいた分析、人脈を生かした
取材力、ジョークのセンスが必要。厳しい世界ですよ」(元日テレ・アナウンサーでパーフェクト・
スピーチ代表の山下末則氏)
じゃあ潮田はキャスターに向いているのか。
「潮田は良く言えば“天才肌”で、理詰めは苦手。感性の人だから、キャスターに向いているかは
疑問です。試合前後のオグシオ会見でも、よく話すのはもっぱら小椋で、潮田は『私もそう思います』
と答えることが多かった」(バドミントン関係者)
潮田も、甘い考えではすぐ消える。
【消えた元選手キャスター】
◇名 前 / 種目 / 転身時期 / コメント
◆小菅麻里 / 体操 / 1995年 / “体操界のゴクミ”として人気。現在は米国で体操コーチ
◆八木沼純子 / フィギュアS / 1995年 / キャスターの仕事よりもアイスショー出演が多い
◆原田裕花 / バスケット / 1997年 / テレビ解説もOA数は少ない。地方でバスケクリニックも
◆山本美憂 / レスリング /2004年 / スポーツバラエティーでは大活躍だが……
◆勅使川原郁恵 / スケートSトラック / 2006年 / キャスター業より「日本ウォーキング協会親善大使」で多忙
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