【サッカー】モンテディオ山形、J1昇格なら県融資 支援拡充、知事が表明[11/19]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1依頼あり@鮭おにぎりφ ★
 サッカーJ2のモンテディオ山形を運営する県スポーツ振興21世紀協会の海保宣生
理事長と斎藤弘知事らは18日、J1昇格に伴う財政課題などについて東京都内で会談した。
斎藤知事は、昇格に伴って必要となる当面の資金繰りについては県が責任を持って
対応することを表明。昇格後の支援も拡充する方針を示した。昇格が決まった場合、
直ちに県の関係部局担当者による対策会議を招集し、バックアップ態勢を整える考えも
明らかにした。

 同協会は、昇格時に納入する「J1入会金」(6300万円)を含め、総額3億円の借り入れを
先の臨時総会で決めていたが、斎藤知事は会談後の記者会見で「昇格に伴う当面の
資金繰りについては、県が責任を持って対応する」と明言。具体的な額については言及を
避けたものの、必要に応じて協会側に融資する考えを示した。

 昇格後についても「直接、間接の両面で、県がこれまで以上にしっかりと支援していく」
と話し、資金面での支援規模については「詳細を詰めて、新年度の予算編成の中で、
議会と相談しながら決めていかなければならない」と述べた。また、企業や県民に支援の
輪が拡大するよう、県がリードすることも表明した。

 斎藤知事は「私を含め県としてしっかり支援する」とし、選手に対しては「(昇格がかかる)
23日のホームゲームでは、安心して思い切って戦い、県民の悲願であるJ1昇格を確実な
ものにしてほしい」とエールを送った。

 海保理事長は「力強い言葉をいただき、安心した。1日も早く選手たちとともにリーグ戦を
戦ってJ1昇格を決め、次のシーズンに臨みたい」とコメントした。返済については「(昇格
すれば)間違いなく収入が現状規模よりも増える。その中から返済することになる」と話した。

 会談は衆院第1議員会館内で行われ、両氏のほか、同協会の桂木公平副理事長と、
会談を仲介した遠藤利明衆院議員らが出席した。
山形新聞:http://yamagata-np.jp/news/200811/19/kj_2008111900287.php